梅雨【頭痛倦怠感体調不良】

めまい耳鳴り首痛肩こり腰痛背中の痛み

気分の落ち込み食欲不振胃腸不調

今年は例年より少し遅いようですが

長雨の季節が訪れました。

この時期は湿度が高く

日光を浴びる時間が短くなります。

この梅雨の時期になると

頭痛やめまい体のだるさ

気分が落ち込む、気力の低下など

身体だけではなく

心にも負担がかかったり

胃腸機能の低下により

下痢や嘔気、嘔吐、食欲不振などで

栄養をあまりとれないケースも

少なくありません。

日光不足でセロトニン不足とビタミンD不足

人は日光を浴びる事で

脳内物質のセロトニンを作りだします。

セロトニンは心身を安定させる

脳内物質と言われていますから

梅雨の時期の雨天時には

セロトニンが不足し

憂鬱な気分になりやすいのです。

また人は日光不足になると

ビタミンD不足になると言われています。

日光浴をする事によって

ビタミンⅮは作られ

骨を強くし、免疫の調整や維持など

体内でホルモンのように働きます。

ビタミンDが欠乏する事により

アレルギーや精神障害等も

関連していると考えられています。

この梅雨時期だけではなく

台風時期や季節の変わり目も

何かしら不調があると

またこの季節がきたかと

ここ最近調子が悪い

頭痛が頻繁に起こる

体がだるい、疲れがとれない

めまいがつらい耳鳴りがする

首の痛みや肩こりがしんどい

腰痛や背中のはりがきつい

眠りが浅くなったと感じ、

梅雨の時期はいつもそうだと

諦めている方も

おられるのではないでしょうか?

梅雨時期の体調不良と気象病の関係

気象病とは

気象病は正式な病名ではありません。

梅雨の時期・台風が多い時期、

季節の変わり目などの

湿度や気圧、気温の変化が

激しい時に引きおこる

心身不調等をまとめて言います。

主な症状としては

頭痛・めまい・倦怠感・疲労感

低血圧・手足のしびれ

首痛・首こり、肩凝り・腰痛

膝痛・嘔気、嘔吐・下痢・喘息

食欲不振・イライラ感

気分の落ち込み・うつ病など

気象病の原因 自律神経のバランスとストレス

気圧の変化、寒暖差、湿度、気温

などによる自律神経の乱れ

『強いストレスは免疫力低下に繋がる』

一般的には、強いストレスのために

自律神経のバランスが崩れ

免疫力低下になると言われています。

自律神経は二つの神経

交感神経(日中に活動優位にする)

副交感神経(夜間にリラックス優位にする)が

お互いにバランスを取りながら

体温調節や心臓、血管、胃腸などの

働きを自分自身の意思とは関係なく

働いてくれています。

自律神経はストレスによって

バランスが崩れてしまう事もあります。

この梅雨時期や季節の変わり目、

台風の多い時期の気候の変化に

身体がついていけずに

バランスを崩している

可能性もあります。

しかし自律神経は本来、

外部環境ストレスにはある程度

耐えられる様になっていますが、

現代社会の暑い時にも汗をかく事なく

冷房が効いた部屋で

冷たい飲食をしていた後

急に暑い室外にでるなどすると

ストレスを感じることがあります。

夜更かしで昼に起きる昼夜逆転等

生活リズムが崩れていたり、

偏った食事などでの生活習慣から

自律神経が乱れやすくなり、

気圧や湿度、気温などの

激しい変化に身体が対応できなく

なると考えられています。

気象病の方は変化にも敏感で

脳に過剰な情報が伝わり

自律神経も乱れやすくなると

言われています。

 

頭痛薬やめまいの薬が効かない

頭痛があり、薬を飲んだり

横になったり安静にして

過ごしても痛みはとれない、

めまいで耳鼻科や病院に行き

処方薬を飲み

あまり変化がないと

感じている方も

少なくありません。

首の痛みやこり、肩こりも

完全には良くならない、

そんなものだと

少し楽になればいいと

いままでの経験から

思われているかもしれません。

しかし人間の身体には

自然治癒があります。

それを引き出してあげること

免疫力を低下させないこと

気圧の変化に負けない身体作りが

梅雨の時期の心身不調に

なりにくくなるかと思います。

規則正しい生活で気象病予防

気圧や湿度、気温の変化に

身体が対応出来るように

次の事を意識しながら

規則正しい生活リズムで

予防していきましょう。

●深い睡眠をとる

 成長ホルモンの分泌量が

 大幅に増加するのは

 入眠してから約3~4時間です。

 質の良い睡眠をとることで

 成長ホルモンがしっかりと分泌され、

 脳や身体が修復、回復する、

 記憶を整理し定着させてくれます。

 また睡眠や成長ホルモンに

 メラトニンは欠かせません。

 メラトニンは睡眠ホルモンで

 睡眠、覚醒リズム、成長ホルモンの分泌を

 促す働きがあるからです。

朝食を食べる

 朝食は就寝時に

 下がった体温を上げ自律神経を

 整えてくれます。

 味噌汁はタンパク質が豊富に含まれる

 大豆を発酵させたもので、

 腸に優しい野菜や海藻類、キノコ類、

 肉や魚、豆類や卵等を具に入れると

 更にビタミン、ミネラル、タンパク質を

 摂取できると思います。

 

 コップ一杯の水も

 寝ている間に失った水分補給や

 胃腸の刺激から

 体に朝だと知らせてくれますし

 自律神経のバランスアップや

 便通にも影響があると言われています。

 冷たい水は避け

 常温か白湯をゆっくり飲みましょう。

●適度な運動

 運動不足は交感神経が優位になり

 自律神経が乱れると言われています。

 身体に負担がかからない程度の

 ランニングやウォーキング、水泳は

 ストレス解消にもなり

 血行改善にもなります。

 その中でも水泳は自律神経に

 特に良いとされています。

 泳がなくても水中ウォーキングでも

 効果があると言われています。

●リラックス、温活

 適度な温度での入浴は

 副交感神経が優位になり

 リラックスできると考えられ、

 ストレス解消や

 血流促進も促してくれます。

 生活環境も関係ある冷え性も

 温活をする事によって

 深部体温を上げる効果があります。

 ゆっくりと湯船に浸かる事で人は、

 疲労回復、ストレス解消、

 リラックス効果の他に

 深部体温を上げることできます。

 約10分~15分、半身浴なら約20分程で

 体温が1℃上がると言われています。

 お風呂から上がった約1時間後~

 体温が下がってきます。

 この下がってきた時が

 入眠しやすいのです。

 また、湯船から上がった後は

 水分補給も欠かさずしましょう。

●深い睡眠をとるための寝室の環境も大切

 蒸し暑くて眠れないなどあれば、

 寝る前に部屋の環境を整えましょう。

 枕などが合わなくて

 起床時に首の痛みや頭痛が起きる場合

 枕やマットレスなど見直して

 みるのも良いかと思います。

 

 脳をリラックスさせる事

 ブルーライトを見ないように

 入浴後はスマホなどの電子機器を

 控えましょう。

 情報過多になり脳が興奮したり

 体内時計にズレが生じる可能性があります。

 寝る時は寝やすい環境を作りましょう。

●歯磨きで歯周病予防

 歯周病はストレス、喫煙、糖尿病などの

 身体の病気を誘発すると

 近年の研究で明らかになっています。

 ストレスから

 自律神経のバランスが崩たり

 歯ぎしりや食いしばりから

 歯周病が進行、重症化しやすいと

 言われています。

 これらの予防には歯を磨き

 歯垢の中の細菌を

 作りださない様にする事、

 ストレスや疲労からくる

 浅い睡眠によって

 歯ぎしりや食いしばりが

 助長されない様

 質の良い睡眠をとることが大切です。

 

ストレスが大きいと交感神経が働き

粘ちょう度の高い唾液が分泌され

ネバネバと口の中がする状態になり

水分も少なくなりやすいです。

リラックスしていると副交感神経が働き

サラサラの唾液が分泌され

口の中が潤うと言われていますので

ストレスが大きければ

口の中がネバネバし虫歯になりやすいと

考えられます。

また、精神神経系の薬や

生活習慣病の薬からの副作用で

口が渇きやすいと言われています。

子供でも歯周病になります。

大人だけの問題ではありません。

心身不調の回復には

自律神経のバランスを整える事が

大切です。

睡眠障害があれば改善し

質の良い睡眠をとりましょう。

当院は睡眠を改善する施術を行っています。

不眠や頭痛、めまいなど

困っている事があれば

いつでもご連絡下さい。

 

 

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