その疲労は体ではなく脳疲労が原因・回復方法

ストレスが蓄積しやすい現代

ストレス社会と言われる現代。

毎日の生活の中で、職場・家庭・学校など

いろいろな場所でストレスが

蓄積しているかもしれません。

自分自身では良く眠っていると

思うけれど、朝の疲れが取れない。

午前中は体がだるく気が散りやすい。

こういった自覚症状を感じている人は

お子さんから大人まで7割いると

言われています。

毎日ある疲労感を解消したいと

栄養ドリンクを飲んだりしながら

何とか頑張っている方も

おられるのではないでしょうか

しかしそれでは、慢性疲労はなかなか

とれないと思われます。

疲労の原因が違うからです。

疲労と脳とストレスの関係

●ストレッサーによるストレス反応

「ストレッサーとは」

日常生活において人や生物に

何らか刺激を与える

ストレス原因のことで、研究で主に

物理的ストレッサー・科学的ストレッサー

生物的ストレッサー・

心理、社会的ストレッサーに

分けられています。

「ストレス反応」

人はストレッサーを感じると、

自律神経系やアドレナリン物質、

副腎皮質ホルモン等が働き、

心と体に変化を表し、

さまざまな思考や感情がでたり

変化が表れやすいです。

日々の生活の中でのストレッサー

ストレッサーの中でも

人は心理、社会的ストレッサー

(仕事・家庭・人間関係など)が

重要だと考えられています。

例えば..

●仕事のストレス

仕事をしている時や

会議をしている時などは

集中し、頭を回転させながら

緊張が続いている状態です。

このような状態が続いていると

脳はとても疲れているのです。

また、職場の人間関係なども

ストレスになっている人も

少なくありません。

その他、不安や不満、怒りの

精神的ストレスや

騒音、光、寒冷、紫外線など

物質的なストレスが多いかと

思います。

体内のストレスは自律神経計と内分泌、免疫系が主

様々なストレッサーから

ストレス反応が起きます。

ストレス反応には自律神経系からと

内分泌、免疫系があると言われています。

自律神経は脳の視床下部から全身にある

末梢神経のひとつになります。

血行や体温調節、消化吸収等を

コントロールしてくれています。

ストレス反応を起こさない為に

現代の日常生活では、

ストレッサーが身近にあり

ストレス反応も起きやすいかと思います。

自律神経を整えて、

脳疲労を改善し

ストレスから距離を置きましょう。

悪い姿勢は疲労が倍増

本来、人の姿勢はS字カーブです。

スマホの画面を見るために

猫背の姿勢が続き、

疲れが倍増しているかもしれません。

姿勢を改善する事が大切です。

また最近は、テレワークも増え、

今までなら会社に行き、

社内も歩く事も多かったかと

思いますが、家の中では

減少するかと思います。

1時間に1回は休憩を入れ

立ち上がり、気分転換をしたり

軽く歩くこと、こまめな水分補給を

お勧めしています。

また人は横になっていると

血圧は起きあがっている時より

低くなります。

適度な運動も取り入れましょう。

脳疲労解消と睡眠障害は深い関係がある

日中に活動しているとどうしても

脳に疲労が溜まります。

質の良い睡眠は脳をメンテナンスし、

修復、回復してくれます。

寝ているつもりなのに

朝起きた時にスッキリ感がない、

倦怠感や疲労感を感じる場合は

質の良い睡眠が取れて

いないかと思います。

質の高い睡眠がとれていなければ

また疲労感が蓄積され

次の日もあまり眠れないといった

状態になるかもしれません。

質の高い睡眠をとるには

悪い姿勢を改善し、

身体全身に十分な血液を

送り込む事です。

また脳血流、脳脊髄液の

流れを良くすることもとても

大切です。

当院では脳血流と不眠を改善する、

質の良い睡眠を取れるように

施術をしていきます。

質の高い睡眠をとることで

脳・心・体も修復、回復すると

考えています☺

自宅でできる疲労回復、予防

質の良い睡眠、脳の回復、

脳血流を良くするのには

施術が必要かと思いますが、

ストレスを緩和したり

睡眠ホルモン、メラトニンを

分泌させるために

自宅などでできることを

取り入れて行きましょう。

●朝日を浴びる

人間は交感神経が優位になる朝に

起きて行動を始めます。

副交感神経が優位になる夜は

心身ともに休息、リラックスし

眠るといった体内時計があると

あると考えられています

●なるべく朝食を食べる

 寝て起きた時は胃と腸の働きが

 悪くなっていますので

 起きたらコップ1杯の水を飲んだ後

 朝食を食べるようにしましょう。

 朝起きて食べれない人も

 コップ1杯の水を飲み

 軽くでもいいのでなるべく

 食べることが腸を動かすことになります。

朝食はパンより和食を勧めします。

グルテンを摂取すると腸の動きを悪くします。

納豆 卵 お味噌汁 魚 果物

出来たら最低、お味噌汁は飲んだ方が良いです。

●適度な運動

 激しい運動は体温調節や血行を

 コントロールする自律神経も

 疲れます。

 あまり疲れない程度の

 軽い運動で脳の疲労を蓄積を

 しないようにしましょう。

●疲労回復・免疫力アップ・栄養のある食べ物を意識して摂取

 納豆 肉 青魚 フルーツ

 梅干し 緑黄色野菜など

 ビタミン・ミネラル・タンパク質などが

 疲労回復、免疫力アップに繋がります。

 栄養のある食物を摂取しましょう。

 (鶏の胸肉・鯖・鰯・人参・ほうれん草

  ニラ・カボチャ・味噌汁・海藻等)

●よく噛んでセロトニンを分泌させる

 よく噛んでセロトニンが分泌されると

 自律神経にも影響がでて安定する働きがでる

 よく噛めば消化酵素の分泌が

 胃腸の負担を軽減してくれると

 言われています。

●お風呂から上がった後は電子機器を見ない

 光の刺激、脳の興奮、画面を近くで見て

 脳が疲労するため、控えましょう。

 目の疲れは脳疲労からきていると

 考えられます。

●不規則な生活を見直そう

病院でも夜更かしは自律神経が

不調になり疲れが取れないと

言われると思います。

布団に入ってもなかなか

眠れない場合はご相談ください。

朝起きてもだるさが取れず集中できない

寝ているつもりでも質の高い睡眠が

取れていなければ、脳疲労は修復・回復が

出来ていないかもしれません。

すると、午前中は調子が悪く

仕事や勉強に集中できない、眠気がくる、

効率が悪いなどの影響が出やすいです。

腸内環境が良くなれば自律神経も整いやすい

最近の研究でも腸内環境が悪くなると

自律神経のバランスが乱れる事が

明らかになってきています。

『脳腸相関』という言葉を聞いた事が

ある方もおられると思います。

「腸は、第二の脳」と呼ばれるように

脳の指令がなくても働くことが出来る

臓器です。

脳の自律神経が整うことで

腸の働きは良くなると言われ、

腸内環境を良くすることで

脳の自律神経を整えることにもなる。

脳と腸は密接な関係、相互作用が

あると考えられています。

腸には約70%の免疫細胞が存在している

免疫細胞は腸や全身に侵入してきた

ウイルスなどを撃退してくれます。

腸には免疫細胞の約70%が存在し

免疫をコントロールしてくれる働きがあります。

また、幸せホルモンのセロトニンは

腸内環境の働きがあり、脳で分泌されて

いるのではと考えられています。

体はとても正直です。

睡眠の質が悪ければ

十分に眠ったと思っていても

脳疲労が残っていると

次の日にも疲れが残り体がだるい等の

症状が出ます。

また、腸内環境が悪ければ

下痢や便秘になるだけでなく

免疫力もダウンし、十分なセロトニンが

分泌されません。

腸内環境を整え、自律神経を整え

質の良い睡眠をとる事が大切です。

マインドフルネスは

自律神経回復・ストレス軽減

集中力アップ・呼吸を整えることで

自律神経のバランスが整いやすい

体の緊張がとれるなど

脳と心のデトックスになると

脳科学で実証され、注目されています。

脳と心と体を改善し

前向きに進んでいきましょう。

静かな空間で目を閉じて5分間

そこから始めてみてはいかがでしょう

やり終えたら、頭がスッキリしますよ。

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