その疲労は体ではなく脳疲労が原因・回復方法
![](https://ibarakichiro.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_0558.jpg)
ストレスが蓄積しやすい現代
ストレス社会と言われる現代。
毎日の生活の中で、職場・家庭・学校など
いろいろな場所でストレスが
蓄積しているかもしれません。
自分自身では良く眠っていると
思うけれど、朝の疲れが取れない。
午前中は体がだるく気が散りやすい。
こういった自覚症状を感じている人は
お子さんから大人まで7割いると
言われています。
毎日ある疲労感を解消したいと
栄養ドリンクを飲んだりしながら
何とか頑張っている方も
おられるのではないでしょうか
しかしそれでは、慢性疲労はなかなか
とれないと思われます。
疲労の原因が違うからです。
![](https://ibarakichiro.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_0560.jpg)
疲労と脳とストレスの関係
●ストレッサーによるストレス反応
「ストレッサーとは」
日常生活において人や生物に
何らか刺激を与える
ストレス原因のことで、研究で主に
物理的ストレッサー・科学的ストレッサー
生物的ストレッサー・
心理、社会的ストレッサーに
分けられています。
「ストレス反応」
人はストレッサーを感じると、
自律神経系やアドレナリン物質、
副腎皮質ホルモン等が働き、
心と体に変化を表し、
さまざまな思考や感情がでたり
変化が表れやすいです。
日々の生活の中でのストレッサー
ストレッサーの中でも
人は心理、社会的ストレッサー
(仕事・家庭・人間関係など)が
重要だと考えられています。
例えば..
●仕事のストレス
仕事をしている時や
会議をしている時などは
集中し、頭を回転させながら
緊張が続いている状態です。
このような状態が続いていると
脳はとても疲れているのです。
また、職場の人間関係なども
ストレスになっている人も
少なくありません。
その他、不安や不満、怒りの
精神的ストレスや
騒音、光、寒冷、紫外線など
物質的なストレスが多いかと
思います。
![](https://ibarakichiro.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_0559.jpg)
体内のストレスは自律神経計と内分泌、免疫系が主
様々なストレッサーから
ストレス反応が起きます。
ストレス反応には自律神経系からと
内分泌、免疫系があると言われています。
自律神経は脳の視床下部から全身にある
末梢神経のひとつになります。
血行や体温調節、消化吸収等を
コントロールしてくれています。
ストレス反応を起こさない為に
現代の日常生活では、
ストレッサーが身近にあり
ストレス反応も起きやすいかと思います。
自律神経を整えて、
脳疲労を改善し
ストレスから距離を置きましょう。
悪い姿勢は疲労が倍増
本来、人の姿勢はS字カーブです。
スマホの画面を見るために
猫背の姿勢が続き、
疲れが倍増しているかもしれません。
姿勢を改善する事が大切です。
また最近は、テレワークも増え、
今までなら会社に行き、
社内も歩く事も多かったかと
思いますが、家の中では
減少するかと思います。
![](https://ibarakichiro.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_0584.jpg)
1時間に1回は休憩を入れ
立ち上がり、気分転換をしたり
軽く歩くこと、こまめな水分補給を
お勧めしています。
また人は横になっていると
血圧は起きあがっている時より
低くなります。
適度な運動も取り入れましょう。
脳疲労解消と睡眠障害は深い関係がある
日中に活動しているとどうしても
脳に疲労が溜まります。
質の良い睡眠は脳をメンテナンスし、
修復、回復してくれます。
寝ているつもりなのに
朝起きた時にスッキリ感がない、
倦怠感や疲労感を感じる場合は
質の良い睡眠が取れて
いないかと思います。
質の高い睡眠がとれていなければ
また疲労感が蓄積され
次の日もあまり眠れないといった
状態になるかもしれません。
![](https://ibarakichiro.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_7457.jpg)
質の高い睡眠をとるには
悪い姿勢を改善し、
身体全身に十分な血液を
送り込む事です。
また脳血流、脳脊髄液の
流れを良くすることもとても
大切です。
当院では脳血流と不眠を改善する、
質の良い睡眠を取れるように
施術をしていきます。
質の高い睡眠をとることで
脳・心・体も修復、回復すると
考えています☺
自宅でできる疲労回復、予防
質の良い睡眠、脳の回復、
脳血流を良くするのには
施術が必要かと思いますが、
ストレスを緩和したり
睡眠ホルモン、メラトニンを
分泌させるために
自宅などでできることを
取り入れて行きましょう。
●朝日を浴びる
人間は交感神経が優位になる朝に
起きて行動を始めます。
副交感神経が優位になる夜は
心身ともに休息、リラックスし
眠るといった体内時計があると
あると考えられています
![](https://ibarakichiro.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_0595.jpg)
●なるべく朝食を食べる
寝て起きた時は胃と腸の働きが
悪くなっていますので
起きたらコップ1杯の水を飲んだ後
朝食を食べるようにしましょう。
朝起きて食べれない人も
コップ1杯の水を飲み
軽くでもいいのでなるべく
食べることが腸を動かすことになります。
朝食はパンより和食を勧めします。
グルテンを摂取すると腸の動きを悪くします。
納豆 卵 お味噌汁 魚 果物
出来たら最低、お味噌汁は飲んだ方が良いです。
●適度な運動
激しい運動は体温調節や血行を
コントロールする自律神経も
疲れます。
あまり疲れない程度の
軽い運動で脳の疲労を蓄積を
しないようにしましょう。
●疲労回復・免疫力アップ・栄養のある食べ物を意識して摂取
納豆 肉 青魚 フルーツ
梅干し 緑黄色野菜など
ビタミン・ミネラル・タンパク質などが
疲労回復、免疫力アップに繋がります。
栄養のある食物を摂取しましょう。
(鶏の胸肉・鯖・鰯・人参・ほうれん草
ニラ・カボチャ・味噌汁・海藻等)
●よく噛んでセロトニンを分泌させる
よく噛んでセロトニンが分泌されると
自律神経にも影響がでて安定する働きがでる
よく噛めば消化酵素の分泌が
胃腸の負担を軽減してくれると
言われています。
●お風呂から上がった後は電子機器を見ない
光の刺激、脳の興奮、画面を近くで見て
脳が疲労するため、控えましょう。
目の疲れは脳疲労からきていると
考えられます。
●不規則な生活を見直そう
病院でも夜更かしは自律神経が
不調になり疲れが取れないと
言われると思います。
布団に入ってもなかなか
眠れない場合はご相談ください。
朝起きてもだるさが取れず集中できない
寝ているつもりでも質の高い睡眠が
取れていなければ、脳疲労は修復・回復が
出来ていないかもしれません。
すると、午前中は調子が悪く
仕事や勉強に集中できない、眠気がくる、
効率が悪いなどの影響が出やすいです。
![](https://ibarakichiro.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_0596.jpg)
腸内環境が良くなれば自律神経も整いやすい
最近の研究でも腸内環境が悪くなると
自律神経のバランスが乱れる事が
明らかになってきています。
『脳腸相関』という言葉を聞いた事が
ある方もおられると思います。
「腸は、第二の脳」と呼ばれるように
脳の指令がなくても働くことが出来る
臓器です。
脳の自律神経が整うことで
腸の働きは良くなると言われ、
腸内環境を良くすることで
脳の自律神経を整えることにもなる。
脳と腸は密接な関係、相互作用が
あると考えられています。
腸には約70%の免疫細胞が存在している
免疫細胞は腸や全身に侵入してきた
ウイルスなどを撃退してくれます。
腸には免疫細胞の約70%が存在し
免疫をコントロールしてくれる働きがあります。
また、幸せホルモンのセロトニンは
腸内環境の働きがあり、脳で分泌されて
いるのではと考えられています。
体はとても正直です。
睡眠の質が悪ければ
十分に眠ったと思っていても
脳疲労が残っていると
次の日にも疲れが残り体がだるい等の
症状が出ます。
また、腸内環境が悪ければ
下痢や便秘になるだけでなく
免疫力もダウンし、十分なセロトニンが
分泌されません。
腸内環境を整え、自律神経を整え
質の良い睡眠をとる事が大切です。
![](https://ibarakichiro.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_0568.jpg)
マインドフルネスは
自律神経回復・ストレス軽減
集中力アップ・呼吸を整えることで
自律神経のバランスが整いやすい
体の緊張がとれるなど
脳と心のデトックスになると
脳科学で実証され、注目されています。
脳と心と体を改善し
前向きに進んでいきましょう。
静かな空間で目を閉じて5分間
そこから始めてみてはいかがでしょう
やり終えたら、頭がスッキリしますよ。