頭痛・肩こり・目の痛み・疲労感・睡眠不足
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脳の病気ではない頭痛や吐き気で
目からこめかみの辺りが
ズキンスキンと波打つような痛み、
ぎゅっとしめつけられる嫌な頭痛は
「緊張性頭痛」と「片頭痛」
「群発頭痛」などがあります。
◎緊張型頭痛(ストレス頭痛)
15歳以上の約5人に1人が
悩んでいると言われる頭痛です。
特徴として
◦長時間、頭が締め付けられるように痛む。
首や肩の痛みやこり、目の奥の痛み等が
伴う事がある。
◦長時間同じ姿勢のパソコン作業や
悪い姿勢からくる筋肉の緊張、
精神的ストレス、血行不良が
主な原因だと言われています。
首筋や後頭部、側頭部に
痛みが生じる場合が多い。
◎片頭痛
特徴として
◦急に激しい痛みが生じやすい。
こめかみ辺りが片方だけ
痛むことも多いが
両側も痛むこともある。
動くと痛みが増しやすい。
目の奥の痛みと嘔気・嘔吐を伴い
音や光に敏感になることもある。
低気圧や湿度、温度の変化。
片頭痛は寝不足やストレス、肩こり、
生理、疲労など心身の体調が
崩れている時に発症しやすいと
考えられています。
◎群発頭痛
特徴として
年に1~2回、約1ヵ月続くと
言われています。
片側の目の奥の痛みが強い
片側の目に涙や充血
アルコールで症状がでやすい。
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頭痛の原因は身体的・肉体的なストレスが関係
《身体的ストレス》
長時間のパソコン、デスクワーク
スマホやゲームで下を向く
同じ姿勢でいる事によって
首に負担がかかり、また肩にも
負担がかかっています。
悪い姿勢で血行障害が起こりやすくなり
首や肩こりだけでなく、
頭痛や目の痛みも伴う事が多いです。
また頭痛と女性ホルモンも関係があり
生理前・中・後の頭痛や吐き気に
悩まれている方も多いかと思います。
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《精神的ストレス》
●ストレスによって自律神経が乱れる
自律神経は、自分自身の意思とは関係なく
密接な関係がある血管や内臓を
コントロールして
体内の環境を整えています。
体温調節や呼吸、消化、
心臓のリズム、脳、神経等は
自律神経が関係しています。
ストレスによって交感神経が優位になると
血管が収縮した状態が続き、
痛みがでることがあります。
脳や身体全身の血流が行き渡らず
頭痛や目の奥の痛みを
伴う事も少なくありません。
頭痛を改善する事で大切な事は
自律神経を整える事です。
過度なストレスは体の不調だけでなく
心の不調が表れます。
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睡眠不足と頭痛
●睡眠不足ではありませんか?
私達人間には睡眠が欠かせません。
睡眠がもたらす役割は
とても大切だと思います。
情報量も多い現代、
1日中フル回転して働いた
脳や体を休ませ、修復、回復させる、
記憶を整理するなどを担っていると
考えられています。
睡眠の質が悪ければ、心や身体に
さまざまな不調が表れます。
頭痛はその中でもなる人が多いと
言われています。
睡眠中に嫌な夢を見た
悪夢を見た後に頭痛が起きる、
こういった現象も睡眠の質から
だと考えられています。
質の高い睡眠を取りましょう。
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日中の眠気と頭痛
女性は生理前から眠気や頭痛を
感じる方も少なくありません。
PMS でお悩みの方はご相談ください。
また、頭痛が起きる前に眠気の
症状が表れることもあります。
他にも、あくびがよく出る、
首や肩のこりが気になる、
疲れがとれない、やる気がでないといった
様々な不調が出ることもあり、
頭痛が出やすい方は昼間などに
眠気を感じる方も多いと思います。
頭痛を誘発・予防する食べ物
片頭痛は血管の収縮から拡張によって
痛みが引き起こされやすいです。
ですから血管を拡張を多く含む食べ物は
頭痛が起きやすくなります。
●血管を拡張させる食べ物
◦アルコール
アルコールは血管拡張作用があります。
◦グルタミン酸ナトリウム
インスタント食品やスナック菓子など
◦亜硝酸ナトリウム
ハムやソーセージ、イクラやたらこなど
◦チラミン
チョコレート、チーズ、ワインなど
●頭痛を予防する食べ物
◦マグネシウムを多く含む食品
納豆や豆腐、黒豆や大豆、アーモンド
煎りごま、わかめなどの海藻類、
ほうれん草など
◦ビタミン
ウナギ、ヨーグルト、卵黄、
バナナ、アボカド、じゃがいも
イワシ、玉ねぎ、生姜湯など
※トリプトファンを含む食べ物
納豆、豆腐、バナナ、ヨーグルトなど
枕を見直してみましょう。
朝起きた時、毎日の様に頭痛や肩こり、
首の旋回が良くないと感じた場合
枕が合っていないのかもしれません。
また、首が悪いままで枕を替えるのではなく
首を改善してから枕を替える方が
良いかと思います。
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首・肩こり、目の痛み、頭痛を改善
頭痛は悪い姿勢、睡眠不足、ストレス、
長時間のパソコン作業やスマホ首
過度なゲーム、気圧、温度、湿度の変化
生活習慣などからの誘発が
脳の血管の縮小、拡張が脳の神経を刺激して
痛みが生じると考えられています。
脳内物質「幸せホルモン」セロトニン
脳内物質のセロトニンは、心と体のリズム、
睡眠や神経の安定に深く関わりがある
神経伝達物質です。
セロトニンは脳に約5%、血液中に約5%
腸に約90%あると言われていますが、
睡眠や気分の安定には脳のセロトニンが
役割を果たしています。
セロトニンはトリプトファンという
栄養素を取り入れる事でセロトニンが
合成されます。
セロトニンは自律神経のバランスを整える
役割も果たしています。
●セロトニンとメラトニン
朝に太陽の光を浴びる
→セロトニンが分泌される
→夜になるとセロトニンが睡眠ホルモン
メラトニンになる
→セロトニンが十分分泌されていれば
睡眠ホルモンのメラトニンも分泌し
入眠しやすくなる
→夜から朝にかけてメラトニンが減少し
セロトニンが分泌されます。
他にも脳内セロトニンの役割は
太陽の光でセロトニンの分泌が増え
呼吸・心拍・血圧が活動的になり
目が覚めやすくなると言われています。
また「幸せホルモン」とも呼ばれ
イライラ感や集中力低下などを
解消してくれるなど
精神的な安定、心のバランスが保てると
言われています。
セロトニンがあまり分泌されていないと
痛みを強く感じるかもしれません。
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血管の拡張・収縮と頭痛、自律神経の関係
血管の拡張・収縮から頭痛は
起きると言われていますが、
血管の拡張・収縮の働きは
自律神経と深く関係していますので
自律神経を整える事が大切です。
自律神経を整えるには、
良質の睡眠は欠かせません。
また悪い姿勢、生活習慣も
関係しています。
これらを改善する事によって
姿勢も綺麗になる
お肌の艶も輝いてくる
たっぷりの血液が脳や身体に行き渡り
酸素や栄養、ホルモンも
身体の隅々まで送られるのです。
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セロトニンが沢山分泌されると
気力がわいてきます。
いわゆる
やる気スイッチ
というものですね。
前向きに
生きるには
自律神経を大切にしましょう。
自分自身を大切にし、そして他人も大切に出来る
ゆとりある心をはぐくみましょう。