猫背が原因首・肩こり、腰痛、頭痛、体調不良
現代人の日本での生活は、
いつでもどこでも見れるスマホなど
さまざまな電子機器の普及をはじめ、
姿勢が悪くなりやすい環境にあります。
スマホを見ている時間も増えて、
自分自身でも、スマホを
長時間のぞき込んでいる姿勢に
なっているなと感じている、
姿勢が悪くなったように思う人や
家族など周りの人に言われたり
する方もいるのではないでしょうか。
スマホ首・スマホ姿勢と呼ばれるものです。
スマホを手で持ち、見る際には、
どうしても前屈みになり、
頭を前に出して、
のぞき込んでいるかと思います。
電車の中や、バス停などの待ち時間で
その姿勢を見ることもあると思います。
その姿勢が楽に感じている方も
おられるでしょうが、
実はその姿勢が、肩こりや腰痛、
その他の身体の不調の原因に
なると考えられているのです。
人間の頭の重さは体重の1割程度 約5~7kgあります。
その頭を支えるには、
首の骨(頚椎)の上の正しい位置、
肩の横にある正しい姿勢の方が
身体に負担をかけないのです。
姿勢が悪く、頭が肩より前に
出ればでる程、頭は重くなり、
身体の負担は大きく、
また長時間、姿勢が悪い状態を
続けていくとその負担が、
肩こりや腰痛など
体調不良の原因になるのです。
姿勢が悪いと巻き肩にも
スマホ首・スマホ姿勢を
長時間続けていると、
腕を内側に閉じた姿勢になります。
デスクワークなど、
姿勢が悪いまま長時間画面をのぞき込む、
キーボードを打ち込む姿勢は
同じことが言えるかと思います。
そういった悪い姿勢を続けると
胸の筋肉が収縮し、
肩が内側に丸まりやすく、
巻き肩になることが
少なくありません。
巻き肩になると、肩甲骨の周りの
筋肉もひっぱられてしまうので
背中も丸くなり、
ゆがみがでてきます。
その身体の歪みのバランスをとるために
首が前に出る猫背になると
考えられています。
猫背からくる身体の不調
猫背からくる主な体調不良の症状は、
肩こり・腰痛・疲労感・頭痛・代謝の低下
不眠やめまい・呼吸が浅くなるなどの
自律神経のバランスの乱れ、
目の違和感、痛み、疲労感
悪い姿勢を改善する事が大切です。
長時間、パソコン作業などで
椅子や座布団に座っている姿勢や
スマホを見る時間が長い姿勢は
正しい姿勢でなければ、
体調不良になりやすいと思います。
猫背の改善は意識だけだと難しい
自分自身で背中を伸ばし、
姿勢を綺麗にと意識しても
なかなか正しい綺麗な姿勢を
保つ事は難しいと思います。
患者さんに、「頭のこの位置が
本来ある位置ですよ」と
正しい位置にまでもっていくと
「思っているよりも
後ろなんですね」と驚かれます☺
当院のとてもソフトで痛みのない
根本治療で改善する事、
元に戻りにくい位置まで持っていく
ことが必要だと思います。
また、姿勢を改善する事によって
血液循環が良くなり、
体内全身の細胞に
酸素や栄養が運ばれます。
血流を良くすることが
肩こりや腰痛などの改善に
繋がると思います。
生活習慣の乱れも体調不良の原因に
姿勢も大切ですが、
生活習慣の乱れでも
血行不良になり、酸素や栄養が
十分に運ばれないと、
肩こりや腰痛等、様々な体調不良を
引き起こしてしまいます。
偏った食生活、ストレス、睡眠不足、休養
喫煙 度を超える飲酒、運動不足など
見直してみましょう。
血行促進は人間の身体にとても大切
血流が滞らない為に
できる事を始めましょう。
●パソコン作業の合間に休憩を
最近、オンラインでのお仕事が増えたり、
大学の授業でもオンラインが
続いている事も多いです、
どうしても長時間同じ姿勢を
とってしまいますので、
合間合間に休憩を入れる、
気分転換に少し外に出るなど
身体を動かすことはリラックス効果も
あるかと思います。
●水分補給
これから暑くなってきますから
更に意識して水分補給をしましょう。
一度に多く飲むよりは
こまめに水分を補給することが
必要かと思います。
水分補給は脱水症状を避けるだけではなく、
体内から出ていく汗や尿からでる
老廃物も排泄され、
皮膚や呼吸からの蒸発を補い
水分が十分に含まれた血液は
身体全身をめぐりながら、酸素や栄養などを
身体の隅々の細胞まで運びます。
●ゆっくり湯船に浸かる
入浴は熱すぎない温度ゆっくり浸かる事で
血行促進に効果があると思います。
データーでも出ているのですが、
シャワーのみと半身浴を比較すると
約3倍以上の血流量の違いがでてきます。
ヒートショックプロテインと言って
体内の細胞の傷を修復させる効果もあります。
お風呂に浸かるメリット
「温熱作用」
温まる事によって毛細血管などが広がり、
血流が良くなり、老廃物や疲れが取れ、
内臓の働き、自律神経もコントロール、
免疫力アップになると言われています。
「水圧作用」
湯船の水圧で、皮膚や身体の血管にも
水圧がかかり、手や足にたまった血液が
心臓の働きがよくなり、
血液やリンパの流れをよくすると
言われています。
「浮力作用」
湯船に浸かると、体重は軽くなり、
いつも体重を支えている筋肉や関節が
浮力によってその役割から解放され、
脳や身体全身の緊張がほぐれ、
身体の負担が軽減され、
心身ともにリラックスされます。
お風呂から上がったら
出来るだけ早くにお布団に入る事が大事です。
体温が下がり始めた時が
寝入り体勢に入るタイミングなのですから。
寝入りが良いと翌朝の目覚めがスッキリします。
睡眠で一番大切なのは、寝入りの深さです。
深い睡眠が3時間摂れたら最高です。
寝つきに着目することお勧めします。