不眠症と断薬について

不眠症で悩まれると薬に頼ろうとしますよね。

世間では当たり前です。

しかし、薬に頼らなくても

眠れるようになれば?

殆どの人が、

薬に頼ろうとしないと思います。

茨木整体の茨木治療センターは、

不眠治療を積極的に行っています。

それは何故か?

快適に眠れるようにならなければ、

体が良くなってもまたぶり返して

痛みが再発するからです。

体は夜、寝ている間にメンテナンスをしています。

傷ついた細胞の修復は

寝ている間に行っています。

お風呂に浸かっている間にも、

ヒートショックプロテイン

という働きがありますが、これも、

体の熱量によりタンパク質が活性化され、

傷ついた細胞の修復を行います。

お風呂に浸かる習慣をつけると、

尚、体が修復しやすいのはその為です。

不眠症で断薬をしないと駄目ですか?

そう聞かれる事がありますが、

断薬は速攻で出来るはずないと断言します。

余程の回復期でない限り、

当院では初診時では、断薬は勧めません。

徐々に回復しますから、

ゆっくりゆったりを念頭において

治療にあたってもらいます。

ただ、頭痛薬なんてのは、

症状が早期に良くなるので

断薬を勧めますが。

しかし、これも症状や

患者さんの性格もあるので、

一様にはいきません。

あくまでも、患者さんの意見が大切です。

患者さんファーストなのです。

許可を得て、断薬に成功された

一人の患者さんの話をします。

初診時は、4年ほど薬に頼らなくては

眠れない状態でしたが、

何とかして薬を飲まずに

眠れるようになりたい。

そう言って来院されました。

半年ほど治療して、

薬を殆ど飲まずに眠れるようになりましたが、

寝る前に動画を見る癖が治らず、

1錠の4分の1まで減らせたのですが、

そこから良くなるまでが長かったです。

しかし、5ヶ月かけて

断薬に成功されました。

最後は1か月に1回というペースでした。

減薬に関しては、

医者のアドバイスでされていましたが

良い先生で信頼がおけます。

よく話も聞いてくれるそうで、優しい方です。

僕も、不眠の患者さんには、

治療だけでなく、

僕なりのカウンセリングもしています。

と言っても、ほとんどが

患者さんの不安を取り除くことが

主体になりますが。

患者さんは、不眠が良くなるにつれ、

色々とお話ししてくれます。

その時に、ランチに行ったり、

遊ぶ事が増えて来たら、

良くなって気持ちも

開放しているなーと悟ります。

体が良くなるにつれ、外出が増えると、

呼吸が深くなり、匂いや風に触れて、

自然と共感するようになります。

すると、内側から治ろうとする

脳の働きが起こります。

脳の血流が増えてくるのです。

不眠=脳の酸欠

そう言っても良いです。

不眠の患者さんは、これから増えてきます。

パソコンの普及で、

外出する機会が減るからと、

ストレス社会が一段と増すからです。

家族と仲良くする。

笑顔で過ごせる。

美味しいものを作る。

できるだけ、外の空気を吸って生活する。

お風呂に浸かって瞑想する。

寝る前にスマホやテレビやパソコンを見ない。

楽しい事を想像する。

不眠になる前に

ぜひ心がけてくださいね。

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