夏休みを有意義に過ごそう

現代社会ではEQ(心・感情知性)も重要視される

EQ能力は伸ばす事が可能

エコーチェンバー現象の危険性

夏休みが始まってきました。

夏休みは長期の休みです。

学習面でも

レベルアップしやすい状況です。

夏休みはある程度計画を立て

生活リズムが崩れないよう

早寝早起き、朝型生活を心掛け

自宅学習の時は

学校と同じ時間から

始めるなどを決め

学力低下、免疫低下、筋力低下も

予防したいですね。

また受験生の入試は基本的に

朝から始まります。

●コロナ禍と今

コロナ禍では、

旅行やお出かけがなかなか出来ず

夏休みの過ごし方に

満足できなかった子供達は

70%以上と言われますが

それ以上の感情もあったと思います。

保護者の方も

”子どもの楽しみがない

毎日退屈そうで

ストレスが溜まらないか心配

観光地や海など

どこへも連れていってあげれない

家族の思い出ができない

同世代の子供と遊ぶ

機会がなくなった”など

大きな不安や

ストレスがかかっていたと

言われています。

子ども達の喜ぶ姿が見れないのも

辛い事でした。

仕事はリモートが中心の方が

増えたり、

職場が時間を短くしてくれていたと

家族の事を考えて

くれるところもあったようですが、

本当に大変でしたと

言われていました。

コロナ禍が子どもの成長に影響

医療研究センターのアンケートでは、

コロナ前より50%以上

先生や大人に話しかけやすさが減ったと

回答が出ていたようですが、

5歳児頃になると

相手の気持ちを読み取れるようになり、

大人の顔色もうかがうようになる

お子さんも増えてくるからだと

言われています。

その時に大人が

不安やストレスを抱えていたり

今までと違う毎日に疲労したりで

子どもに当たってしまわないよう

気をつけておられたと思いますが

そのストレスを感じとり

その回答結果がでていたと

されています。

未経験のコロナ禍の中

感染予防や感染対策に

大人が神経質になっていたのも

仕方がないとも思いますし、

子どもファーストのご家族は、

過干渉にならないようにしながらも、

コミュニケーションや

小さいお子さんは特に

スキンシップを大切に

されていたのではないでしょうか。

●大切なのはコミュニケーション

スマホは老若男女、約9割の方が

持っているそうです。

コミュニケーションが足りないと

感じている保護者は

約7割ともいわれており、

便利な事が増えた半面、

家族の団欒の時間が減り

子ども同士でも

SNSでのコミュニケーションが

主流になっているかも

しれません。

しかし、

SNSは文字数が少なく

絵文字の使用で

感情表現する事も多く、

家族や友人のコミュニケーションが

濃くなりにくい状況になって

そのことが

社会性や性格などに

影響がでるとも言われています。

エコーチェンバー(反響室)現象

エコーチェンバー現象とは

SNSは様々な意見を交流できる場と

思いがちですが、

実際は、自分と似た興味関心を持つ

コミュニティ内で閉じた部屋の中

自分と似た不特定多数の意見が

反響して返ってくると

誤った情報も正しいと思い込む

物理現象に重ね合わせています。

またAIがお勧めしてくるのは

その人の好みのものが多いので

周りも自分と同じ意見だと

思い違いをする可能性もあると

されています。

エコーチェンバーの危険性

初めは共感から入ったコミュニティで

いつの間にか思想が違う人とは分断し

謝った情報でも

正しいと思いこむ危険性や

歪んだ団結力から

攻撃的になることもあるとされ、

意見が少し違う、反対の意見を

過剰に否定と捉え傷ついたと感じたり、

価値観の多様性を失ったり

自分達の利益になるために虚言を吐きながら

その集団を動かそうとする人達もいます。

●SNS依存

 なにか問題を抱えたり

 生きづらさを感じている時に

 SNSで居場所を見つけ

 現実の世界では孤独を感じて

 SNSに依存になり

 悪循環に陥るとも言われています。

●頭が良いのとコミュニケーション能力は別な場合がある

IQが高い人は勉強が好きで

今注目されている

情報系なども

・文章を読むのも得意

・読解力も高い

・数学的な事にも強い

・新種の機械

 しっかりと理解できます。

しかし人によっては、

コミュニケーション能力に欠け

近寄りがたいと思われる事も

あるようです。

●IQが高い人はプライドが高く挫折にも弱い

プライドが高い事は

決して悪い事ではありません。

IQが高い人はとてもまじめで

仕事や勉強に一生懸命取り組み

その成果もあるとされています。

アメリカの研究グループの

調査結果で、

IQが高い人は、

仕事や勉強も常に上位で

挫折になれていないので

失敗の経験や免疫がないと

受け入れる事が難しいことも

あるようです。

家族が支え合い

精神的重圧はかけずに

声をかけること

コミュニケーションを

取り続ける事

否定から入らず肯定的に

小さなことでも褒めて

ポジティブ思考で接することを

意識されてると思います。

EQ(心の知能指数・感情の知性)

現代社会では

IQだけではなく

EQの高さが求められてきています。

欧米では教育の分野でも

とり入れられていますが

日本はまだまだ認識が浅いです。

●EQとは?

 仕事や人間関係において

 自己の感情をコントロールして

 他者の感情も知覚し応用できる能力

仕事や人間関係に影響を及ぼす

●EQが高い人の特徴

EQは、先天的要素が少なく

後天的に高める能力です。

EQが高い人

柔軟性に優れている・共感力が強い

聞き上手・ストレス耐性が高い

物事に粘り強く取り込める

他人と関係構築

協力などが行える(社会的能力)

EQは高めることができるとされています。

EQが高い子どもは

コミュニケーション能力もあり、

陰で人の悪口も言わず

人によって態度を変えたりしません。

相手の気持ちを汲み取り

思いやった行動ができ

居心地の良さを感じれるので

周りに友人が集まってきます。

EQは幼少期に

十分な愛情を受けていると

自己肯定感が育ってEQが高くなる、

EQは成長させることができると

言われています。

・親子の時間を増やす

・親が今まで以上に愛情を持つ

・1日あった出来事を過干渉にならず話し合う

・本を読み聞かせする等

EQは自分の感情と向き合うことを

大切に能力を高めましょう。

EQの高い子どもは

怒りや悲しみの感情に支配されず

冷静に考える事ができ

行動に移せます。

●子どもの時間と気持ちを大切に

いつもお伝えしているのは

なにか不調があれば

早期に改善する事が

子どもの負担を減らします。

子どもは体調の不安だけでなく

いろいろな所で良くならず、

時間が経ってしまうと

身体は回復しても

学習面において不安を感じたり

もっと早く来てれば

希望の学校へ行けたと言われた方も

多くおられます。

他にもここで回復し、

なんとか勉強を追い付こうと

頑張ってる最中に

「実は前からここを知っていた。

もっと早く来たら良かったね。」と

親が言った事により

やる気をなくさせてしまったと

言われる方もおられました。

夏休みを有意義に過ごすには

目標を立てる等

計画的にすごし、

早寝早起きを心がけ

生活リズムを崩さない。

本をできるだけ読む。

姿勢が悪ければ改善する

周りも環境も大切です。

たくさん褒めて

大人が悪い事があれば

素直に謝る

栄養のある美味しい食事

やる気を奪わないなどが

こころと脳とからだも

元気に過ごしながら

免疫力アップも意識しましょう☺

●親が暗いと子供も悩み自分を責めるかも

親は子供の鏡です。

親が暗い表情で話すと

子どもは自分のせいで悲しませている

自分はダメな人間なんだという気持ちが

強まるかもしれません。

人間が環境に影響をうけるのは

知られている事です。

体調が回復しても

こころが閉じこもっている時は特に

大人が普段通り過ごし

明るくふるまっていること

十分な愛情をもって接する事が

大切だと言われています。

楽しみながら計画的に夏休みを過ごしましょう!

今年の夏休みは

コロナ禍とは違い

自由に移動でき

大阪も花火も再開されたりと

イベントも増えてきました。

久しぶりに近くの公園などで

虫を観察したり

旅行をしたり

友達と遊びに行く

運動も思いきりでき応援できると

外に出る機会も増え

思い出もできやすいですね。

有意義のある夏休みを過ごしてください

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