子どもの睡眠不足睡眠障害
睡眠障害は子どもの成長に大きく影響
頭痛めまい倦怠感早くに行動することが子どもの負担を減らす
近年は生活が夜型になり
睡眠不足の子供達が増えていると
言われます。
保護者の方の中には、
お子さんの睡眠時間は
問題ないのかなと
気になっている方も
多いのではないでしょうか。
子供の成長不足は成長・発育・健康に影響する
少ない睡眠時間が、
さまざまな影響を子どもに
与える可能性があるとされています。
残念ながら
日本の睡眠時間は
世界でもworst2と言われ
子どもの睡眠時間は
世界の中でworst1だと
発表されています。
睡眠時間が少ないのは何故?
子どもの理想の睡眠時間は
6歳~12歳は9~12時間
13歳~18歳は8~10時間と
言われています
健康的な脳と心と身体を
育成するためにも
年齢に適した睡眠時間を
確保したいところですが、
現代社会において、
忙しい毎日の中、
夜更かしになってしまいがち
かもしれません。
毎日の生活において
保護者の仕事の関係や
習い事やクラブ活動や
受験勉強や学校の課題などで
ご飯を食べる時間も
寝る時間も遅くなっていたり、
ゲームやスマホなどで
遅くまで起きて気がつけば
夜中や朝だったと
生活習慣もあると言われています。
睡眠時間を確保するために
頑張っておられる
保護者の方の中には、
悩まれてる方も
おられるかと思います。
睡眠時間が削られている
睡眠不足が続いている
生活が続けば
精神的にも肉体的にも
毎日の生活(仕事・勉強)にも
影響が出て来ます。
可能な限り適切な
睡眠時間を目指したいところです。
質の良い睡眠は脳と心の栄養
☑質の良い睡眠不足が起こりやすい症状
□朝の頭痛
□朝~人によっては1日あるだるさ
□めまい
□首の痛み、肩こり
□疲れがとれないスッキリしない
□眠気が強い
□起きた時の喉が渇いてる
□喉が痛いと感じる
□気分の落ち込みいらだち
□集中力記憶力低下
□食欲不振
悪い姿勢と睡眠・呼吸・メンタルの関係
●呼吸が浅くなっていませんか
食べ物が詰まる感じがする
胸が苦しいと
言われる方は
姿勢の悪さや自律神経の乱れが
考えられます。
姿勢が悪いと
言われる方もおられますし、
猫背や長時間のPC、スマホ、
心配事や不安、緊張ストレスから
呼吸が
浅くなっているかもしれません。
姿勢が良いと
血液の流れも良くなり
寝返りも打ちやすく
体もリラックスします。
睡眠が子どもの成長と深く関係
成長ホルモンが分泌されるのは、
脳が深い眠りに入っている時間帯と
言われています。
『寝る子は育つ』の
ことわざの意味は
”良く寝る子どもは健康で
発育が良い”です。
医学的にも
『寝る子は脳も育つ』と
研究発表されています。
お子さんが睡眠不足になると
成長、発育、健康、脳に悪影響が
でるとわかっているのです。
睡眠不足、睡眠障害が子供にもたらす影響
厚生労働省から引用
‟ 睡眠不足や睡眠障害、子どもへの大きな影響 | e-ヘルスネット(厚生労働省)”
(2023-6-15参照)
一部抜粋
睡眠不足や睡眠障害、子どもへの大きな影響
子どもの生活時間の夜型化や睡眠時間の減少は、成長の遅れ・注意や集中力の低下・眠気・易疲労感などをもたらします。睡眠を妨げる肥満による睡眠時無呼吸症候群は、子どもにも増えています。適切な睡眠習慣と健康に関する知識を啓発していく必要があります。
子供の生活の夜型化
現代社会が24時間化するとともに生活は夜型化し、睡眠時間は減少する傾向にあります。こうした社会的環境の変化は、子どもの生活にも影響を与えています。
財団法人日本小児保健協会が実施した調査によると、「夜10時以降に就寝する子ども」の割合は、1歳6ヶ月・2歳・3歳で半数を超えており、子どもの生活時間の夜型化の実態が明らかになってきました。これは10年20年前に比べて、顕著に増加しています。また小・中・高校と学年が進むにつれて就床時刻が遅くなること、睡眠時間が少なくなり「睡眠不足を感じている児童生徒」の割合が増加していることなどが示されています。
厚生労働省による21世紀出生児縦断調査では、2歳6ヶ月の児童に対する睡眠習慣に関する質問が設定されています。これによると大都市部に居住する幼児は郡部に居住する幼児に比べて、就寝時刻と起床時刻が遅い傾向にあることが示されました。
睡眠不足の子供たち
睡眠不足は、成長の遅れや食欲不振・注意や集中力の低下・眠気・易疲労感などをもたらします。子どもの場合、眠気をうまく意識することができずに、イライラ・多動・衝動行為などとしてみられることも少なくありません。また睡眠不足は将来の肥満の危険因子になることも示されています。適切な睡眠習慣と健康に関する知識を、学校教育として行っていく、あるいは社会全体に啓発活動を行うなどのことが必要です。
子どもの睡眠障害
代表的な子どもの睡眠障害に、睡眠時無呼吸症候群があります。
子どもの睡眠時無呼吸症候群の主な原因は、アデノイド・扁桃肥大です。3-6歳の児童に最も多く、肥満よりむしろやせ型の子供に多いのが特徴です。症状としては、夜間のいびきや無呼吸・睡眠中の陥没呼吸・起床時の不機嫌などがみられます。
(一部抜粋 参照)
●睡眠不足が及ぼす影響
◦成長ホルモンの分泌量の減少
◦骨や身体が形成されにくい
◦朝が遅いと食欲が沸きにくい
◦時間がなく朝ごはんが食べれない
◦注意力・集中力・記憶力の低下
◦眠気が強い
◦学力の低下
◦体調不良を引き起こす可能性が高い
(頭痛・めまい・吐き気・立ちくらみ
疲労感・倦怠感・体温調節が上手くできない
免疫力の低下・自律神経の乱れ
落ち込む・落ち着きがない・うつ傾向
イライラする・キレやすいなど)
子どもは大人の様に
睡眠不足と認識できないことも
ありえます。
イライラしていたり
動き回っていたり
眠そうにしていたりと
いつもと違うと感じたら
睡眠不足になっているかもしれません。
子どもの睡眠障害の原因と改善
医師も、
子どもの夜更かしは
周りの環境から
影響を受けている事も多く、
家族で生活そのものを
見直すことがなければ
根本的な解決にはならないと
言われています。
環境要因のストレス
不摂生な生活習慣などが
原因であれば、
コミュニケーションをとり
それらを改善しましょう。
睡眠障害が改善した後にも
家族で規則正しい生活を行うことが
大切だとも言われています。
睡眠不足を予防し
体内時計もズレなく
脳・心・体が健康に
いられると
体も脳も気持ちも楽に
前向きになれると思います。
子どもの気持ちを優先する
子どもはとても純粋で
素直な心の持ち主です。
早く良くなりたい子どもは
一生懸命話に話を聞きます。
いろいろな所に行っても
変わらなかった
薬が増えて動けなくなった
体のだるさがひどくなるなどから
当院に来る頃には
どうせ良くならないだろうと
思われているお子さんも
多いですが、
身体が回復してくると
信頼関係ができてきます。
心の問題がなければ、
からだが回復したら
目的のために
前に進まれていきますが、
体が回復しても
学校問題やクラブ問題
家庭環境要因があれば
同じことの繰り返しに
なるかもしれません。
いじめ、虐待(教育・スポーツ)
マルトリートメントで
フラッシュバックする可能性も
あります。
睡眠不足 睡眠障害があれば
いつでもご連絡下さい。
当院は早期改善のための
アドバイスもしながら
施術を行っています。