不眠症の症状原因改善
不眠症の治し方 施術方法
辛い不眠症は改善できる
●睡眠時間が短い日本
日本の睡眠平均時間は
世界でも最も短いといわれています。
またコロナ禍も関係しているとも
言われていますが、
「眠れない」と悩む方も
増えているのが現実です。
睡眠不足が蓄積されると
がん、高血圧、糖尿病、
認知症、うつなど様々な
発症リスクがあることも
研究結果がでています。
不眠症で身体がだるい、
薬の副作用でさらにだるい
物事が前向きに考えられない
このような悩みがある方や
日中の眠気が強くて
困っている方もおられるかと
思います。
不眠症は大きく分けて
4つのタイプがあります。
◦入眠障害
…なかなか眠れない
◦中途覚醒
…何度も目が覚めそこから眠れない
◦熟眠障害
…眠りが浅い 眠った気がしない
◦早期覚醒
…起床時刻より早く目が覚め
その後は眠れない
このような症状が1ヶ月以上続き、
日常生活にも支障がある場合は、
「不眠症」と診断されると思います。
睡眠障害には不眠症の他にも
概日リズム睡眠、覚醒障害群
中枢性過眠症群、睡眠関連呼吸障害群
睡眠随伴症群、睡眠関連運動障害群
などがあります。
睡眠は身体を休ませるだけではない
慢性的な睡眠不足は、
脳、心、体に大きな影響を与えると
言われているのは何故でしょうか?
「早く休んで体を休ませる」
この言葉は間違っていませんが、
実は睡眠は身体を休ませるだけではなく
他にもたくさんの重要な役割を
行っています。
●睡眠の主な役割
◦脳と心身の疲労回復
◦脳・心・体の休養
◦脳の緊張を和らげる
◦免疫機能の増加
◦自律神経のバランス調整
◦ホルモンバランスの調整
◦脳の情報整理、感情整理
◦脳の記憶定着
◦脳の老廃物除去
睡眠不足とインスリン、体内時計の関係
人間には、およそ24~25時間周期の
体内時計が備わっており、
そのリズムを概日リズムと言います。
概日リズムとは
一定の時刻になると自然に眠くなり
一定時間眠ると自然に目が覚める、
体温やホルモンの変動がある。
厚生労働省e-ヘルスネットより引用
❝体内時計❞ https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
(2022-2-21参照)
ホルモンにはメラトニンや
インスリンなどがありますが、
インスリンには、
体内時計のリセットの他にも、
血糖値を一定にコントロールする
働きにも関係があると
言われています。
血糖値を下げるホルモンですので、
睡眠不足が続くことによって、
低酸素状態が続くと、
血糖値が下がりにくくなると
研究で明らかになっています。
☆概日リズムは
光・温度・食事などの刺激によって
修正されると言われており、
このリズムが崩れると
健康に深刻な影響を及ぼすと
言われています。
概日リズムは適切な睡眠時間、
起きたら日光を浴びる、
ウォーキングなどの適切な運動、
食事のタイミングも影響されると
言われています。
ソーシャル・ジェットラグで睡眠の質低下
◦ソーシャル・ジェットラグ
(社会的時差ぼけ)
体内リズムの乱れである
ソーシャル・ジェットラグは、
社会生活のリズムと
心身に影響を与える事が
指摘されています。
現代人はソーシャル・ジェットラグから
睡眠不足や睡眠の質、昼間の眠気など
睡眠問題が増えています。
平日と休日の睡眠時間帯のずれが
あまり生じないようにする事、
生活時間と体内時計の不適合が
生じないないように
休日の夜更かし朝寝坊からくる
ソーシャル・ジェットラグを
なるべく作らないように
睡眠習慣を作る事で、
睡眠の質低下や日中の眠気などの
予防になると言われています。
●ソーシャル・ジェットラグで
認知機能や成績にも影響が出る
ソーシャル・ジェットラグ時間が
長ければ長い学生ほど、
成績の低下がみられるようです。
体内時計のリズムに合わせて
就寝することで
日々のパフォーマンスにも
影響が出るとも言われています。
ストレスからくる不眠症
過度なストレスや慢性的なストレスで
自律神経が乱れると、
脳が過緊張を起こしたり
興奮状態になります。
不眠症になると、
集中力や記憶力が低下し、
脳疲労から心身も疲労します。
ストレスからくる不眠症は、
ホルモンバランスの乱れや
免疫力低下を引き起こします。
また良質の睡眠が取れなければ、
さらにストレスを抱えるといった様な
悪循環になる可能性もあります。
体内リズムが乱れない様にしよう!
自宅でできる事
●朝起きたら日光を浴びる
体内時計のリセットに朝日を浴びよう
脳内にある主時計が
朝日を浴びる事によって
身体全身の体内リズムを整えます。
体内時計がリセットされてから
約15~16時間経つと
メラトニンという
睡眠ホルモンが分泌され、
眠気が生じます。
●朝食抜きは体内リズムが乱れる
コップ一杯の常温な水or白湯
朝ごはんをとることで
臓器にも朝が来たと知らせて
体内リズムを整えましょう。
朝にタンパク質をとる事が
腸だけでなく、
体内リズムに効果があると
言われています。
●適度な運動を定期的に
あまり激しい運動は避け
適度な運動をすると
血流も良くなります。
●バスタイムで温活リラックス
ゆっくりとバスタブに浸かり
(適温で10分~15分
半身浴なら20分程)
深部体温を1度上げると
その後体温が下がってきます。
その時が入眠や深い睡眠が
とりやすいと言われています。
お風呂から上がれば
1時間以内にお布団に入りましょう。
●スマホを持っての睡眠、更かしはNG
タブレット、パソコン、テレビ画面なども
寝る前にみると、
脳が緊張、興奮したり
次々来る情報に脳が疲労する、
またブルーライトが
脳に影響があります。
不眠は血流不足を改善する事が大切です。
悪い姿勢を改善し
血流を脳や身体全身に送り
頭蓋骨療法で施術をしています。
不眠症で悩んでいたら
いつでもご連絡下さい。