就寝時首こり頭痛肩こり原因
最近、寝ている時に頭痛で起きる…
寝ている時に頭痛で起きてからもずっと痛い
朝起きた時の頭痛や首の痛み、肩こりがつらいと
来院されます。
脳の病気ではなく
薬を飲んでも安静にしても
なかなか痛みがとれなかったと
お聞きします。
その原因は
寝ている間に室内熱中症を
起こしているかもしれません。
寝ている時に熱中症?
熱中症と言えば
夏の炎天下の中に起こる症状のイメージが
浮かぶかもしれませんが
実は室内や自宅での熱中症の発生率が
最近では最も多くなっていると
データでわかっています。
真夏の太陽に当たっていなくても
油断はできないのです。
熱中症は身近にある
梅雨から夏にかけてなりやすい熱中症は
今の時期も気をつけなければなりません。
熱中症とは
夏になるとメディアなどでも熱中症が
多く取り上げられるようになります。
環境省から熱中症強化月間で
注意喚起を促しています。
環境省から引用
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php(2021-7-23参照)
熱中症の主な症状
〖初期症状〗
顔のほてり めまい 立ちくらみ
発汗 筋肉痛
〖中期症状〗
頭痛 嘔気 嘔吐
身体がだるい 気力がなくなる
〖重度症状〗
意識が薄れる けいれん
人の呼びかけに反応しない
熱中症の主な原因
気温・湿度が高い 風が弱い
ハードなスポーツや畑仕事等の長時間作業
閉め切った部屋 急に暑くなった
寝不足 二日酔い 脱水症状など
免疫力低下などの体調問題
激しいスポーツや長時間の野外作業
暑い中で閉め切った室内作業
水分補給を怠る
室内での熱中症対策
室内の温度は28℃以下位を目安に
過ごしやすい空間を作る
こまめな水分補給をする
またお風呂あがり 寝る前 起床時も
コップ1杯の水分補給が望ましい。
アルコールや利尿作用のある
タイプのお茶は避ける
食事はミネラルビタミン タンパク質を
意識して摂取しましょう。
スイカに含まれるシトルリン 血行促進
スイカは水分補給だけでなく
マグネシウムやナトリウム カリウムも
含まれます。
またスイカには「シトルリン」と言われる
スーパーアミノ酸が多く含まれ
血管を広げ血行促進、強くしなやかにする
働きがあると言われています。
シトルリンには疲労物質を除去したり
脳の血流も良くしてくれます。
脳の血流低下と精神疲労も
密接に関係があります。
シトルリンを摂取することによって
集中力アップ、活力アップ
運動パフォーマンスにも効果があると
言われています。
脳梗塞予防にもスイカは勧められています。
クエン酸は疲労回復効果があります。
レモンや梅干しなどに含まれます。
他にも鶏肉、豚肉 うなぎ にら
レバー ニンニクなども夏バテ
疲労回復 食欲不振効果が期待できます。
夏野菜のトマト カボチャ オクラなど
栄養が高い 食物繊維も多く含まれます。
お風呂は38℃~40℃位で
ゆっくりと浸かり血行を良くする
今の時期は温まった後に
お水を手足や頭に
掛けるのも良いかと思います。
湯船からあがった後は
水分補給を必ず行い
室内をエアコンなどで寝やすい環境に
エアコンはタイマーを使う
扇風機や冷え枕を使う
汗を吸い取りやすい寝やすい服装
出来れば肩は冷やさない様
襟付きの寝間着かタオルを首に巻くなど
いろいろ工夫されてみてはいかがでしょうか
野外での熱中症は両首、両脇
太ももの付け根を冷やすことが
効果的です。
頭痛・首の痛み・肩こりを早期改善
寝ている時に頭痛で起きる
痛みで眠れない
朝起きたら肩こりと頭痛
首の痛みがあるなど
毎日の生活に支障があるほどに
辛い症状で悩んでいる方も
多くおられます。
早めに改善する事が大切です。