顎関節症と肩こり頭痛不眠

肩こりや頭痛で来院される方が

「顎関節症もあります」と

よくお聞きします。

顎関節は顎の関節ですが

首の歪みと頭蓋骨も関係していると

考えられています。

特に

上部頚椎の捻じれが症状を重くします。

先日も顎関節症で口が痛くて開かないと

最初に歯科に行かれた方が

首が原因ではないかと歯科医師に言われて

当院に来院されました。

短期間で痛み無く

口が開けれるようになり

久しぶりにゼリーやプリン以外のものを

普通に食べれるようになった

良く眠れるようになったと

喜ばれていました☺

顎関節症の主な症状

顎の関節や顎の筋肉の病気で

顎の関節　耳穴下らへんから音がする

口が開きにくい

口を開けると顎が痛い

こういった症状を伴います。

顎関節症は最近は男性も増えています

日本人は顎関節症で悩まれている方は

軽い症状も含めると

半数近くいると言われ、

女性の方が男性よりも症状を

訴える方が多く、理由として

女性の方が筋肉や骨格が男性に比べ

弱いからだと言われています。

しかし最近は男性の方も

増えてきています。

顎関節症の主な原因

悪い歯並び・噛み合せ・歯ぎしり

くいしばり・外傷・ストレスなど

このような原因は１つではなく

（例えば精神的ストレスから

歯をくいしばるといった）

人によってはいくつかの因子が

重なっていると

近年は考えられています。

顎関節の症状

口を開閉すると音が鳴る

口を開けて閉じる時などに

耳穴の下らへんから音が聞こえる

「カク」「ミシミシ」「カックン」など

音が聞こえる

顔の歪み

噛み合せがしっくりこない違和感

口が大きく開かない

親指小指以外の指３本を縦にして

口に入らない

口を大きく開けてのあくび、

食事ができない

顎が疲れやすい

お話ししていると疲れる

口の中の食べ物を噛んでいると

顎がだるくなる

あごの痛み

口を開閉すると痛む

硬い物を食べると痛む

顎を動かしたり

何もしなくても痛む

生活習慣で顎関節症？

▪　長時間悪い姿勢でのデスクワーク

▪　頬杖をよくつく

▪　精神的ストレス

▪　野球やゴルフなど瞬発力時に奥歯をかみしめる

▪　上下の噛み合せの問題

▪　食べ物を毎回左右どちらかだけで噛んでいる

▪　睡眠障害

▪　歯ぎしりをしている

▪　姿勢が悪い（猫背）

▪　うつぶせで寝ている

▪　枕が高い

▪　気がつけば歯をくいしばっている

▪　歯並びが悪い

▪　噛み合せがよくない

▪　奥の歯が抜けたままになっている

▪　顎がはずれたことがある

顎関節症に伴う症状

肩こり・頭痛・耳鳴り・耳まわりの痛み

顔の歪み・めまい・眼精疲労等

顎関節症　悪い姿勢　ストレスの関係

以前は若い女性に多いとされてきた

顎関節症ですが、

近年ではお子さんから高齢者まで

幅広い年代の方や男性も増えています。

毎日の生活での精神的なストレスが

大きく関係していると考えられています。

他にも長時間の悪い姿勢での作業や

身体の片方に負担をかける姿勢、

上下の歯が常に接触しているなどは

顎周辺の筋肉が過度に緊張したり

過剰な負担がかかることによって

痛みや違和感、口が開けにくいなどの

機能障害になりやすいと

言われています。

首の歪みと顎関節の関係は？

肩や首の痛みやこり、不眠

腰痛や頭痛で来院される方は

顎関節症の方も少なくありません。

首の歪みをとることによって

猫背の方は頭が肩よりも前に出て

顎も前に引っ張られ

顎周辺の筋肉に過度に負担がかかります。

猫背を改善し、両肩の位置が同じ、

骨盤の歪みをとることが大切です。

首の歪みが正常な位置まで戻れば、

奥歯で強く噛みしめていたのが

前側で噛みしめるようになるからです。

また姿勢が良くなれば

骨盤の歪みも回復し

首まわりの筋肉の緊張もとれ

血流が良くなることによって

肩こりや頭痛も緩和され

脳の血流不足も回復することにより

良質の睡眠がとれることによって

ストレスが緩和されると

言われています。

首の歪みを取り猫背を改善し

頭が肩の上にある正常な位置で

元に戻りにくい施術を行っています。

そうする事によって

先程もふれましたが

長時間のパソコン作業などでも

今まで奥歯で強く噛みしめていたのが

前側で噛みしめるようになり

負担が軽減されます。

マウスピースをしても回復がみられない方も

来院されています。

睡眠障害を抱えられてましたら

精神的にも良くありませんから

早めの受診をお勧めします。