首こりめまい不眠寒暖差疲労

寒暖差疲労は心と身体に症状がでる

全国的に天気は下り坂のようですね。

今の時期は、晴れる日は日差しで

空気が暖められて

気温差が大きくなるそうで、

来週は最高気温、最適音の差が

10℃以上ある日が多くなる予想だそうです。

こういった朝晩と日中の気温の差は

心と体に影響を与えると言われています。

人の心と体は、毎日の暮らしの中で

環境の変化にある程度はついていけるように

できています。

けれど、朝と昼の寒暖差が極端だと

心身不調が表れやすいと

考えられています。

気象の変化で

ストレスが蓄積していき

疲労が溜まり、

身体がだるい、熱が出る、

イライラするなどの

気分や体調不良が

でやすいと考えられています。

こういった症状は寒暖差疲労が

原因かもしれません。

寒暖差疲労とは

この時期も含め、

季節の変わり目から

思い当たる事がないのに

心身の不調が続くようならば

寒暖差疲労かもしれません。

寒暖差によって疲労が溜まる事を示します。

寒暖差疲労で心と身体に起こる症状

身体に起こりやすい症状

めまい・頭痛・吐き気・肩こり

手足の冷え・顔がほてる・胃腸不調

心に起こりやすい症状

不眠・食欲不振・気分が落ち込みやすい

イライラ感・体のだるさ

寒暖差疲労と自律神経の関係

人間の身体には無数の神経があり、

その中には自律神経という機能があります。

自律神経は自分自身の意思とは関係なく

内臓の働きや代謝、体温などを

休むことなく24時間

コントロールしてくれています。

心と体の活発にする交感神経、

心と体を休息する副交感神経の

働きによってうまくバランスを

取りながら働いてくれています。

この自律神経は、

2種類の神経が

どのように作用するかで

心と体の調子は変化します。

自律神経が乱れると心と体に

様々な症状が現れやすいと

言われています。

体温の維持と自律神経

体温の維持に自律神経は重要です。

気温が高いと発汗させ、体温を下げる、

気温が低いと毛穴を閉じ体温を上げるなど

体温を保とうとします。

人は多少の温度差では

不調はあまり表れませんが、

寒暖差があり、

自律神経が体温を保とうと

とても活発になり、

エネルギーが消費され

人の身体に疲労が溜まりやすくなると

考えられています。

筋肉や内臓を温め温活をしながら

深部体温を上げていきましょう。

血行循環を良くし

自律神経を整えましょう。

人は睡眠・食事・排便・運動・仕事や勉強等

身体のリズムがあると言われ、

自律神経にも大きな影響があります。

近年は寒暖差が大きくなっている

温暖化が進む中で、

日中と朝晩の気温の差が大きくなった

エアコンなどの設備が

発達した事によって、

室内、室外の温度差や

環境の違いが

寒暖差疲労を蓄積する事も

あると考えられています。

世界保健機関(WHO)でも

室内コントロールの重要性が

認められています。

仕事場や作業場が冷えやすい場合は

上着など一枚羽織る、

中に一枚着る靴下を重ねる、

厚底の靴を履くなど

血流が滞るのを予防し

冷え対策をしましょう。

また、温かい室内で冷たいアイスや

飲み物を頻繁に摂取する、

摂取後 外に出かけると

自律神経が体温調節しようと

働きますが、

身体全体は温まらないまま、

冷えを感じるかもしれません。

甘い物をよく食べていると

ビタミンBが不足して

内臓が温まりにくく

なると言われています。

内臓が冷える事によって

体調不良になるかもしれませんので

過度な摂取は控えましょう。

寒暖差が大きい日が続いていますが、

寒暖差疲労になりにくい人、

なりやすい人がいます。

季節の変わり目に体調を崩しやすい人は

寒暖差疲労が溜まりやすいのかも

しれません。

寒暖差疲労を溜めないためには

●生活習慣を見直す

近年、腸内環境を整える事

質の良い睡眠 ストレス緩和

脳腸相関といった情報を

聞いた事、見たことがある方も

意識されている方も

増えているかと思います。

詳しくみていきましょう。

良質な睡眠

質の高い睡眠をとることで

2つの自律神経の1つ

副交感神経はリラックスモードになり

心身の疲れから回復、細胞の修復にも

有効だと言われています。

寝る前の電子機器は控えましょう。

スマホのたくさんの情報や

ブルーライトは心身の疲労、ストレスに

繋がると言われています。

寝る時は適温で室内も暗くし

リラックスした状態で眠りにつきましょう。

眠りが浅い、なかなか寝つけない

寝てもすぐ目が覚めるなど

睡眠障害で悩んでいる方は

いつでもご相談ください。

栄養バランスを考えた食事

食事は寒暖差疲労の予防や

負けない体作りをする為に

重要だと言えると思います。

栄養のある食べ物を

積極的に摂取しましょう。

また生姜を使ったお鍋やスープなど

身体の温まる食事や

蓮根、人参、大根、ゴボウ等の根菜に

含まれるビタミン、ミネラル

血液の流れや鉄の吸収を

助ける働きがあるビタミンC.E

カルシウムや亜鉛、マグネシウムは

体を作るホルモンの材料となり、

血液が増え全身に十分流れ

体が温まると言われています。

またタンパク質は骨や筋肉、

臓器から爪、髪の毛など

あらゆる体作りにかかせない栄養素で

食事から摂取した

タンパク質を利用して

新しいタンパク質を作りだしますので

タンパク質が不足すると

筋力や身体の低下を引き起こし、

体調を崩しやすくなると

考えられています。

ストレスの緩和

気温の変化は人間の身体には

ストレスになりやすいです。

寒暖差が大きい日が続くと

自律神経のバランスが崩れ

寒暖差疲労がたまり

様々な不調になりやすいかも

しれません。

ゆっくりと湯船に浸かり

血行の流れを良くしましょう。

また湯船に浸かる事は

自律神経のバランスを整える、

体にたまった疲労を取り除いてくれる

効果があると言われています。

自分に合ったストレス緩和をしよう

例えば自然の空気の中で、

ウォーキングやサイクリング、

畑仕事やガーデニングなどで

土に触れる事や綺麗なものを見る、

匂いを感じることは気分転換にもなり、

体を軽く動かすだけでも

気分が前向きになる、

ストレス緩和の効果がみられると

言われています。

最近よくお聞きするのは、

近所の方やお友達と気軽に

お話しできないのがストレスだとよく聞きます。

運動も思いきりできない

身体を前の様に動かしていないので

筋肉が落ちることを心配しているとも

言われます。

なるべく歩く、自転車を漕ぐなど

意識されている方も多く見られます。

身体を動かさないと

身体が疲れず眠りにくいと

感じている方も少なくありません。

家でじっとしていると

寒く感じるかもしれません。

身体を動かすことによって

血流が良くなり、身体がポカポカ

温まってくると思います。

質の良い睡眠に適度な運動 脳に影響 脳腸相関

栄養のある食べ物を摂取する事も大切です。

また腸がその鍵をにぎり

脳にも影響を与えているのです。

また脳の状態が腸にも

影響を及ぼすのも知られています。

こういった脳と腸の関係を

脳腸相関と言います。

近年、子供の体力低下、

大人の精神的不調が

問題視されています。

野外活動が減り、

自然に触れる機会があまりない事も

関係があると考えられています。

このコロナ禍の中でも、

家族と自分の為に

密にならない様に気を配りながら

上手にお子さんと散歩されたり

笑顔で向き合い語り、笑う事で

お互いのストレスの緩和になると

意識的にされていると聞きます。

ご自身に合った

ストレス解消を見つけましょう。

心のエネルギー減少

「心のエネルギー」は文部科学省からの資料に

記載されている言葉です。

心のエネルギー低下とは

頭ではわかっているのにいまひとつ

やる気になれないことです。

それはストレスによって起こっている

身体の変調かもしれません。

文部科学省から引用

‟第2章 心のケア 各論“

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/010/003.htm(2021-4-15参照)

以前とは様子が違い、

やる気がなくなったり

着替えやトイレに時間がかかったりと

身体が動かなくなるなどは

心のエネルギーが減少しているのかも

しれません。

身体の問題だけでなく

心の問題もあるかもしれません。

その場合は身体が回復しても

心のエネルギー減少はそのままの場合

その問題と向き合う事

心を満たす事が大切です。

心と身体は、自律神経やホルモン等

お互いに密接な関係にあると

言われています。

精神的な不安などから

身体の不調に出てくる事も

あると考えられています。

自分自身では気がつかない内に

ストレスが蓄積されている事もあります。

パソコンに向かう時間が増え、

座っている時間が増えた事によって

身体に不調を感じる方も増え

同じ体勢が続く、外出が減ったからだと

感じている方もおられます。

身体の不調を改善するよう

姿勢を矯正し、脳血流を良くすることが

痛みや不眠、めまい 肩こり等から

解放されるよう施術を行います。

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