側弯症と顎関節症 その原因と回復・予防方法

側弯症とは

本来人間の身体は、後ろから背骨を見た時に

頭の付け根から骨盤まで真っ直ぐになり

横から見ると緩やかなS字カーブを

描いているのが理想です。

側弯症は脊柱(背骨)が横に曲がっていて、

脊柱自体のねじれを多くの場合は伴います。

側弯症はいくつかのタイプに分かれます。

・先天性側弯..生まれつき背骨が曲がっている

・病原性側弯..他の病気から起こる

       (神経源性、筋原性など)

特発性側弯症..原因がわからない

         最もよく見られる病型

(思春期特発性側弯..思春期の女子は特に

           発症しやすいとされ、

           男子の約5~8倍多い)

特発性側弯症は日本では

全体の約8割を超えると言われています。

側弯症の検査

側弯症は、学校健診でお辞儀をして

背骨の弯曲を調べるモアレテストの

経験がある方も多いかと思います。

欧米では乳児に発症する事が多いのに比べて

日本の多くは小学校高学年から発症するので

小中学校で検査を取り入れているのです。

しかし最近ではまず自宅で背骨を見て

何か気になる事があれば、

学校に連絡して、学校医が判定し

そこから受診というケースもある様です。

側弯症で来院された患者さん達

側弯症で長年コルセットを装着していた患者さん

小学生から側弯症で悩んでこられた

患者さんが来院されました。

側弯症のコルセットをして

長年定期健診をしていましたが

何年たっても症状が

回復してきたという実感は

ありませんでした。

お風呂に入る時以外は外せず、

寝るのが痛く、タオルを挟んで

横になっていましたが、

暑くても外せないのが辛い

熟睡できることはなかったそうです。

ご家族も長年の側弯症で

どこに行っても良くならないまま

生活されてきましたので

遺伝かもしれないと言われ

しょうがないのかと思っていたけれど、

痛みが少しでも軽減されればと来院され、

施術1回目からスッと体が楽になった

感覚があり、3回程で完全に痛みも消え

選べる洋服が増えたと喜ばれていました。

その後、3ヶ月ほど週に1回通われて

ほぼ側弯が良くなりました。

側弯症のご家族の方も一緒に施術を受けられ、

側弯症の腰痛、肩こり、頭痛、不眠が

解消されました☺

側弯症で手術を勧められた患者さん

側弯症だと診断された後

コルセットをしている方は多く、

手術を勧められる方もいます。

手術をしたくない、その前に一度

通ってみようと来院された患者さんも

腰の位置が左右にかなり違いがあり

ベルトをすると目立つのでできないと

なるべくスカートを穿くようにしていましたが

痛みも無くなり、ベルトをしても

気にならない程に回復しました。

●痛みが消え、夢に近づいた患者さん

背骨の弯曲がきつく、痛みが強くて

毎日の生活にも支障があるほど

辛い思いを何年もされてきました。

強い痛みと、歩行時に左右に揺れるのが

気になると来院されました。

遠い病院に長年通われ、

手術を勧められていましたが、

怖いし、どうしてもしたくないと

辛い日々を送られていましたが、

いつもとても前向きで良くなりたい気持ちが

強く感じられました。

今は、揺れることもなく、

痛みも感じなくなり、行動範囲が

グンと広がりました。

今まで痛みや不安でできなかった事も

出来るようになりました。

お子さんはなりたい職業がありましたが、

側弯症の症状がきつく、

難しいかなと思っていたそうですが

家族も驚く程に元気になられ

今はなりたい夢に向かって

勉強を頑張っているそうです☺

側弯症と顎関節の関係

顎関節の症状

・口が開けずらい

・口が大きく開けれない

・口を開けて閉じた時に真っ直ぐ閉じない

・口を開けると音がする

・固い物が食べれない、噛みにくい

・顎が痛い、しびれ

・飲み込みにくい、引っかかる感じがする

他にも口や顎とは関係なさそうな

首や肩のこり、頭痛、耳鳴り、イライラ感等も

伴う事があります。

顎関節症は顎関節の歪みだけが原因ではない

顎関節症に悩まれている方は、

背骨や骨盤に歪みがある方が多く、

身体全身を整える事が大切です。

片側だけで食べる癖がある、

就寝中の歯ぎしり、

日中の歯の食いしばり、噛みしめは

歯や顎に負担をかけます。

噛み合せがずれる事によって

首の骨(頚椎)、頭蓋骨などが

歪みが生じる事があります。

歪みがズレが神経や関節を圧迫することで

痛みやしびれが表れることがあります。

歯ぎしりはストレスと浅い眠りにも関係がある

歯ぎしりの原因は

歯並びや噛み合せが悪いの他にも

肉体的・精神的ストレスを発散させていると

考えられています。

歯ぎしりは、浅い眠りの時に起こると考えられ、

ストレスからくる浅い眠りは歯ぎしりと

関係していると言われています。

●側弯症と顎関節から解放された患者さん

知人の方が、何十年とあった頭痛と

身体の歪み、アレルギー、不眠が

茨木治療センターで良くなったと聞き、

少し距離がありましたが、

頑張って来院してくださいました。

紹介で来院された患者さんは

側弯症による 腰痛も 痛いけれど、

顎関節もひどく、

口が大きく開けれない

痛くて物が食べられない、

顎のカクカクする音が不快で困っていました。

ソフトで安全な矯正で

側弯症からくる辛かった腰痛がとれ

眠れるようになりました。

顎関節症の痛みも無くなり、

口を開けても痛みがないので

普通に食べれる様になって 

気になっていたカクカクする音がなくなり

本当に良かったですね。

また 噛むことは 脳の老化防止と

密着な関係がありますので 

顎が健康でないと

脳が活性化しませんので 

健康にも影響がでてきます。

なぜ 噛むことが大事なのでしょうか!?

物を噛むと 脳の血流量がふえます。

あごの内部にある血液がたまる場所があり

顎を噛むことによって

それが押し出され、

脳の血流量が増えるのです

固い物が無理でも 柔らかい物でも

噛むことで 血流量は増えます

痛みや音はもちろんですが、

健康の為にも、顎関節も治していきましょう 。

また良く噛むことは顎関節症予防や

頭痛や肩こり腰痛予防、気持ちの安定、

胃腸の消化を助けてくれたり

肥満予防、歯の病気予防にもなります。

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