首の悪さの腰痛しびれ、つっぱりだるさむくみ

首の歪み 姿勢の悪さ

本来、人の首の骨(頚椎)は

真っ直ぐではない緩やかなカーブを

描いているのが理想ですが、

現代の電子機器の普及や

長時間のデスクワークなどで

自分自身でも気づかない内に

前傾姿勢の状態を続ける事によって

背中が丸まり、頭が前に突き出て

首が真っ直ぐになっている、

ストレートネックと呼ばれる状態に

なっている場合が少なくありません。

姿勢などからくる 腰痛・しびれ・つっぱり

●首が歪めば全身が歪む

本来人の体は、首の骨(頚椎)が

頭を支え、身体全体のバランスをとり、

正しい姿勢の状態になっていますが、

スマホなど長時間下を向く姿勢や

画面をのぞき込む姿勢が続くと

首の歪みから、首の下にある

背骨が歪み、骨盤も歪みます。

悪い姿勢が日常に続き、

心身に不調が表れやすいです。

首の筋肉 胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋は耳の下から胸骨・鎖骨まで

首を斜めに通る帯状の筋肉で

スマホやパソコンで画面を凝視、

下を見ることで、首を支える

胸鎖乳突筋に負担がかかり

筋肉も硬くなり、血流不足から

頭痛や肩こりなど

不調を感じる事が多いかと思います。

首が正常な位置に戻れば、

血流も改善し、辛い症状や

むくみが解消されていくと思います。

首の歪みと腰痛の関係

骨盤と背骨、その上にある首の骨(頚椎)が

重要だと考えています。

頚椎に歪みがあれば、腰痛を

引き起こすと考えられています。

背骨には、脳からの指令を伝える神経、

脊髄が通っているので、

首の骨(頚椎)が歪めば

脳からの指令が正確に届かず

肩こり、腰痛、眼精疲労、しびれなど

体調不調を感じる事が多いです。

脳幹と自律神経

大脳を支える幹「脳幹」は、

脳と脊髄の間を取り持っています。

自律神経系のコントロールしている

生きていく上で欠かせない、

必要な活動を司る中枢神経です。

首が歪んだままだと

自律神経が乱れる事が

少なくありません。

自律神経が乱れると、

不眠症や倦怠感、イライラ感等

とても辛い症状が起こりやすいです。

反り腰 慢性腰痛 姿勢の悪さ

慢性腰痛で悩んでいる人のほとんどは、

骨盤が前傾していると考えられています。

これも悪い姿勢が関係しているのです。

●反り腰になっていませんか☑

壁などに頭、お尻、背中、足をつけ、

(足は素足で壁から5㎝程離す)

腰と壁の間に手がすっぽりと入り

まだ隙間があるなら、

骨盤が前傾している反り腰だと

言えると思います。

反り腰になると骨盤周りの筋肉も硬くなる

「腸腰筋」別名「深腹筋」とは

いわゆるインナーマッスルの

部類に入る筋肉です。

背骨の腰のあたりからの「大腰筋」と

骨盤の内側からの「腸骨筋」が

組み合わさって、腰椎から骨盤を通り

大腿骨(太ももの骨)までを結び、

上半身と下半身をつなぎ、

姿勢や膝を持ち上げる、立ち姿勢にも

大切な筋肉です。

反り腰の方は、腸腰筋が常に

引っ張られ、硬くなってくるのです。

●腸腰筋が硬くなると

腰痛になりやすい・ぽっこりお腹になる

お尻が垂れやすい・つまづきやすくなる等

気になる事もでてくるかもしれません。

便秘などによっての皮下脂肪や

内臓脂肪が蓄積されている場合や

食べ過ぎ、朝食を食べない等の

内臓の筋肉の疲労からくる

ぽっこりお腹もありますが、

骨盤の歪みからくるぽっこりお腹は、

姿勢を改善し、骨盤を歪みを正しい位置に

戻すことで、ぽっこりお腹も

目立たなくなり、血液の流れも良くなり

代謝量が増え、痩せやすくなると思います。

腸腰筋は腸の後ろにあり、

その筋肉は便秘解消に効果的だと

言われています。

筋肉を刺激するには、

日頃から意識して階段を使う、

歩くのも早めに歩幅を広げて歩くなどが

簡単にできてお勧めです。

鼻から吸って口から吐く呼吸は

運動効率が上がると聞いた事があるかも

しれません。

運動中だけでなく、入浴中も行うことができます。

運動時に難しい場合はまず、湯船に浸かりながら

水圧の負担により始められる方が

良いかもしれません。

また正しい姿勢になれば、

今まで使っていなかった筋肉も

使われるようになり、引き締まった

スッキリした印象を受けるかと思います。

ストレスが腰痛を引き起こす

重たい物を持ち上げる動作や

姿勢の悪さではない腰痛は

仕事や家庭など人間関係からの

ストレスで脳に不具合が起き、

腰痛が起きていると考えられます。

心理的ストレスは、身体に表れやすいです。

ぎっくり腰など、中腰で重い荷物を持ったり

姿勢の悪さが原因だと考えがちですが

ストレスも関与していると

注目されています。

●心理的ストレスによるストレス反応

腰痛・肩こり・体のだるさ・しびれ

頭痛・息苦しさ・動悸・胃腸不調等

血流不足の改善が大切

姿勢の悪さ・脳機能の不具合からくる

腰痛の共通点が血流不足も

大きな原因だと考えられます。

姿勢を改善し、首を元の位置に戻す、

筋肉の硬直を緩ませ

血液循環を良くすること、

首が正常の位置に戻り、

滞っていた血液が脳や身体全身

隅々まで届くことで、

血液の中にある、酸素・栄養・ホルモン等も

身体全身に巡ります。

また、頭蓋骨を調整することで

脳にたっぷり血液が流れ、

睡眠障害を改善していきます。

質の良い睡眠が取れることが

自律神経も整い、むくみなど様々な不調から

回復していくと思います。

睡眠不足の他にもあるむくみの原因

現代人はストレスフルです。

ストレスはむくみの大きな原因だとされています。

他にも栄養の偏り、運動不足等が挙げられます。

インスタント食品・ファーストフードなど

塩分の高い、味の濃い食べ物を控えましょう。

塩分は水分を抱え込み余分な水分を

排出できず、体の中に溜まります。

ビタミン・ミネラル・タンパク質不足も

むくみが出やすくなると考えられます。

意識して摂取しましょう。

他にも冷えやアルコール過多は

むくみが出やすくなります。

血行不良を改善する事も大切です。

腰痛になってから不安や恐怖を感じる人もいる

腰痛になり、なかなか良くならず

痛く辛い思いをしていると

もっと痛みがでたらどうしよう

ずっとこのまま腰痛とつき合って

いかなければならないのではと

不安や恐怖を持っていた方も

少なくありません。

コルセットを常にしていないと不安

寝る時も装着している方も

おられると思います。

しかし、コルセットの長期使用は

体幹筋の筋力が弱くなります。

筋力が低下する事によって

痛みがまた増すかもしれません。

するとまたコルセットが手放せないという

悪循環にもなりかねません。

早期に回復して、コルセットを

常用しない生活を送りましょう。

不安は脳を緊張させ脳血流を悪化させます。

不安から解放されハツラツと生活を送れるように

なりましょう。

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