辛い頭痛・めまい・吐き気の原因と治し方

頭痛、めまい、吐き気で

悩まれている方は多いです。

鎮痛剤や吐き気止め、点滴

抗不安薬、ビタミン剤、循環改善薬など

いろいろ試してみたけれど

この辛い状態が何年も変わらない、

悪化していると悩んでいる方も

少なくありません。

頭痛、めまい、吐き気で

人によっては寝込むほどの状態で

日常生活にも支障をきたすような

つらい毎日を過ごしている、

そんな方も身近にいるかと思います。

頭痛、めまい、吐き気の原因を知り

改善していきましょう。

頭痛 『緊張型頭痛』 『片頭痛』

慢性頭痛に悩まされている方も

多いかと思いますが、

15歳以上の日本人の約40%、

(約4000万人)が原因となる

病気がないのに頭痛が繰り返される

慢性頭痛に悩んでいます。

身近でよく聞く慢性頭痛、

タイプには「緊張型頭痛」「片頭痛」

「群発頭痛」「薬の使いすぎによる頭痛」等が

主な原因ですが、その中でも多い頭痛、

頭全体がしめつられる『緊張型頭痛』

ズキン、ズキンと痛む『片頭痛』を例にして

原因など考えていきましょう。

緊張性型頭痛

約2000万人が発症していると言われ

肩や首、胸鎖乳突筋等の筋肉が緊張し

血行不良になり、老廃物が排出されず

痛みとなって現れます。

緊張型頭痛は精神的、肉体的なストレスが

原因となる事が多いと言われ、

猫背、ストレートネック、首の悪い姿勢、

パソコンやスマホなど電子機器使用を

長時間同じ姿勢でいると起こりやすいと

言われています。

他にも、うつ病など

心の問題が原因な場合もあります。

頭全体が締め付けられるように痛み

数時間で治まる場合、

数か月続く場合があります。

片頭痛

約840万人の方が発症していると

言われる片頭痛。

気圧や温度、湿度、光、音、

においに対し敏感で、疲労や

生理前・中・後など女性ホルモンの変動

寝不足や寝すぎ、ストレスから解放された時、

脳の血管が拡張して起きると言われています。

片頭痛が起こる前に、

肩こりやこめかみの痛みを

感じることがあります。

片頭痛は頭痛以外にも

めまい・嘔気・嘔吐・下痢などを

伴う事もよくあります。

『緊張型頭痛』と『片頭痛』は

ストレス・寝不足・疲労など

痛みを誘発する因子に共通があるので

緊張型頭痛、片頭痛両方とも合併して

発症する場合もあります。

緊張型頭痛、片頭痛と自律神経失調症の関係

自律神経失調症とは

自律神経系を調節する神経系

(交感神経、副交感神経)が乱れて

上手くコントロールされていないことで

様々な症状を引き起こしてしまいます。

《自律神経の主な症状》

頭痛・めまい・吐き気・倦怠感

胃腸の不調からくる下痢、便秘

ほてり・発汗・動悸・息切れ

食欲不振・喉がつまる・疲労感など

自律神経失調症に関連して

頭痛の症状が現れると

緊張型頭痛や片頭痛と

病名がつくことがあるのです。

頭痛を予防・対処方法

●正しい姿勢に改善する

血流改善するためには

悪い姿勢なら、改善が必要です。

姿勢が良くなる事は

脳や身体全身に血液を促す、

血液の中にある酸素や栄養、ホルモンを

十分流すのに大切だと思います。

姿勢を正すと、首の位置も

巻き肩も変化してきます。

正しい姿勢になり、首や肩の筋肉の

緊張を緩めましょう。

また、電子機器の長時間使用する

下向きの姿勢が続くようなら

頭を正しい位置に戻し

休憩を入れるなど意識しましょう。

●十分な睡眠をとる

お風呂から上がった後は電子機器を控え

湯舟から上がった1時間後

体温が下がってくる時が

入眠しやすいですので、今の時期なら

先にクーラーで部屋を冷やす、

扇風機やタイマーを使いながら

電気を消して居心地の良い部屋を作るなど

質の高い睡眠を心掛けましょう。

睡眠障害があり、お布団に入っても

なかなか眠れない、寝てもすぐ目が覚める

寝た気がしない、寝ても朝がだるいなど

気になる症状があればご連絡下さい☺

●食品の見直し

生理の時など、チョコレートなど

甘い物を食べたくなる方も

少なくないと思います。

しかし、白砂糖は頭痛を

誘発するかもしれません。

白砂糖は頭痛の他にも

アレルギー、便秘、月経異常

イライラ感、キレやすい、うつなど

体調不良になる症状が

出るかもしれません。

過剰摂取に気をつけましょう。

ジャンクフードやレトルト食品、

冷凍食品などを控え、

牛肉、鶏肉、レバーひじき、

ほうれん草、プルーン等の鉄分、

納豆、豆腐、豆乳、お味噌で

イソフラボンを含む大豆食品

味噌汁や生姜湯など

身体を温める飲み物や

DHAやEPAが含まれている

アジやサンマなどの青魚を

栄養のある物をバランスよく

食べるのをお勧めします☺

●体を温め血行促進

半身浴や温かいタオルなど

血行を良くすることを

心掛けましょう。

●休息リラックスでストレス解放

しんどい時はゆっくり

部屋のカーテンを閉めるなど

静かな暗い場所で

横になる事も大切ですが

心身のストレスがあれば

自然に触れる、散歩するなど

気分転換をする、リラックスするなど

心と体の休息も必要かと思います。

●適度な運動 こまめな水分補給

運動不足で血流が滞らないように

日々の生活に軽度な運動を

取り入れましょう。

また、運動前、運動後も

今の暑い今の季節は特に

こまめに水分補給しましょう。

脱水症状を防ぐだけではなく、

水分を含んだ血液は

全身の細胞に酸素や栄養を

運んでくれると同時に

老廃物も排出してくれます。

決して大量の水を飲んだらよい

という事ではありません。

●枕を見直す

枕が合っていないと

首に負担がかかり、

自分自身では気がつかない内に

筋肉が緊張しているかもしれません。

起床時に違和感、頭痛や首の痛み

肩こりがある場合は

枕を見直してみるのも

良いかもしれません。

また、首に歪みがあるままだと

枕を変えても痛みを

感じる方もいるかと思います。

首の歪みがなくなってから

枕を選ばれる事を

お勧めします。

また、先述にも触れましたが

『薬の使い過ぎによる頭痛』は

約140万人ほどいると言われています。

頭痛を改善するためには

睡眠不足、疲労、ストレスを

改善する事が大切ですが、

寝てるのに疲れが取れないと

感じられている方もいるかと思います。

それは睡眠の質が低下しているかも

しれません。

寝不足による 頭痛、めまい、吐き気は自律神経が関わっている

日本人の5人に1人が睡眠に

悩んでいるという

調査結果が出ています。

日本人は他国に比べても

睡眠時間が短いと言われていますが

睡眠の質も問題があると言われています。

睡眠をとることによって

脳や内臓、体を休ませ、

疲労回復をするだけでなく、

体つくりのための成長ホルモン、

免疫力アップ、身体のメンテナンスが

行われています。

また眠る事によって、その日の情報や

記憶を整理し記憶していきます。

また眠る事によってストレスも

軽減してくれ、心身の体調を良好に

維持するためにも大切です。

夜、自分では寝てるつもりなのに

疲労感や倦怠感がある、

仕事や勉強に集中できない、

日中の強い眠気、体調不良を

感じている方は、睡眠の質が

低下しているかもしれません。

頭痛・めまい・吐き気は改善できる

睡眠障害の改善をする事、

悪い姿勢を改善する事、

脳血流を含めたっぷりの血流が

全身に流れる事、

生活習慣を見直すことが

自律神経系も整い、

頭痛・めまい・吐き気から解放され

心も体も元気になると思います☺

身体と心は繋がっています。

辛い症状があれば、気持ちが落ち込みやすく

活動的になれませんよね。

中には、症状がなかなか何処へ行っても改善せず

うつ状態になられている方もいます。

前向きに明るく生きて行けるように

全力でサポートしますので

諦めないでください。

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