不眠症と慢性腰痛同時治療が早期回復の近道
睡眠障害(不眠症)の改善が
体調不良の改善になる?
不眠症は、体調不良に
影響があると言われています。
不眠症で慢性腰痛の
患者さんも多く見られます。
睡眠障害が慢性腰痛の回復に
影響がある事が注目されています。
日本で5人に1人は
不眠症と言われている現代。
皆さんの周りでも、不眠と腰痛で
悩んでる方がいませんか?
仕事などが忙しく、生活リズムが崩れたり
精神的ストレスなどからくる
睡眠障害で悩んでる人も
少なくありません。
睡眠障害は、腰痛以外でも
心身に様々な影響を与えると
言われています。
睡眠障害で悩まれてる方
は10代~80歳以上まで
幅広いです。
不眠症の要因
不眠症を引き起こした原因を
大きく分けると
《身体的な要因》
身体が痛む、かゆみがある、
夜間に頻繁にトイレに起きる
加齢(高齢者の不眠の割合が高い)
無呼吸など
《精神的な要因》
不安・悩み・不満事がある
イライラなど精神的ストレス
睡眠に関してこだわりが強いなど
うつ病など
《日常生活での習慣的な要因》
『アルコールの摂取』
「寝る前にお酒を飲むと眠れてたのに..」
そういうお話しをよく聞きます。
アルコールは、寝やすくなる効果が
あると言われてますが、
身体がお酒に慣れてきますので
毎日、同じ量では入眠できなくなり、
次第に摂取量が増えていく方が
少なくありません。
深酒になると、質の良い睡眠を
とることが難しくなる事が多く、
アルコール依存症や、肝機能障害を
伴うかもしれません。
また、眠れるけれど、利尿作用で
眠りが浅くなり、
途中で目が覚める(中途覚醒)
朝早く目が覚める(早朝覚醒)などの
睡眠障害になる方もおられます。
『ニコチン・カフェイン 薬の副作用』
寝る前におコーヒーやお茶を飲むと
眠れなくなると言われたことは
ありませんか?
ニコチンやカフェインは
寝つきも悪くなり、眠りも浅くなり、
また 薬の副作用で眠りを妨げられてる
場合もあります。
《生理学的な要因》
『生活習慣・室内環境』
交代制の昼夜逆転の生活や時差ボケも
睡眠に影響を与えると言われています。
就寝時の部屋の環境は大切です。
暑かったり、寒かったり、
外が騒がしい、明るいなども
睡眠を妨げます。
寝る前に電子機器を見るのも
睡眠を妨げます。
不眠症のタイプは大きく分けて4タイプです。
腰痛で眠れない時は同時治療が早期回復に繋がる
腰が痛くて眠れない時は不眠症も治療が必要です。
アメリカの研究グループのデータでも
腰痛だけの治療と、
不眠症も同時に治療した場合では
腰痛と不眠症を同時に治療した患者さんの方が
早期回復が見られました。
質の高い睡眠が痛みの改善にも
繋がると認められています。
睡眠をとることによって
脳ストレスや血行不良などが改善され、
また腰痛の原因、骨盤の歪み、反り腰など
姿勢の改善することが
早期回復に繋がるのです。
睡眠の質を高める方法に、温冷浴があります。
やり方は、
お風呂に5分に浸かり、冷水のシャワーを1分間浴びる。
これを3回したら自律神経が整います。
出来れば、銭湯に行って
サウナに入り、水風呂に浸かるのが理想ですが
家でも十分です。
自分の体は自分で守る
実行しましょう。